CEFS – Certified Expert in Functional Safety

目的

国際的に認められるCEFS(Certified Expert in Functional Safety)資格は、TÜV NORDより認定証が発行され、機械の機能安全のためのシステムに関する専門知識を提供するコースです。2日間のエキスパートトレーニングコースで、そのようなシステムに対する規格の要求事項や、技術的な要件を学びます。設計や検証から実装まで、すべての重要な項目が含まれています。資格を取得する過程で、関連する規格に関する豊富な知識や、複雑な安全システムを構築する方法を実践的に伝授します。CEFSには複数のコースワークが含まれ、アプリケーション内の具体的な問題について学べます。

試験に合格すると、資格の証明として、TÜV NORD発行の個別の認定証を受け取ります。この認定証は世界中で認められており、資格保持者は、「CEFS – Certified Expert in Functional Safety」という称号を使用する権利が与えられます。

エキスパートトレーニングのアイコン

内容

機能安全の基礎知識

  • 安全制御システムの基礎
  • パフォーマンスレベル (PL) および安全度水準 (SIL) の適用と実装
  • 安全要求仕様書
  • コースワーク1「安全要求仕様書の作成」

安全制御システムの設計

  • 安全回路の構造
  • 系統的故障の回避と制御
  • コースワーク2「サブシステムへの分割」
  • コースワーク3「ランダムハードウェア故障率の算定」
  • コースワーク4「安全関連ソフトウェアを含むシステム要件の確認」

安全回路の妥当性確認

  • 妥当性確認計画およびプロトコルの作成
  • コースワーク5「妥当性確認プロトコルの設計」
  • 妥当性確認用ソフトウェアツールの使用
  • コースワーク6「安全レベルのソフトウェアに基づくレビュー」

機能安全の専門知識

  • 特殊なケース
  • 実践的な演習「機能安全の実用的なアプリケーション」
  • 企業の機能安全管理システムの要件と実装

対象者

CEFSは、機械の製造業者、設計者、安全制御システムに関連する業務を担当するインテグレータを主な対象としています。CEFSは、新規および既存機械の機械安全関連業務を日常的に行う担当者も対象です。すなわち、

  • 設計エンジニア (電気、流体技術)
  • 安全制御システムのプログラマ
  • プロジェクトエンジニア
  • システムインテグレータ
  • 機械の妥当性確認を担当するテストエンジニア

受講の前提条件

2日間のエキスパートトレーニングで資格を取得するには、機能安全分野の十分な知識があることを示す必要があります。「機能安全の十分な知識」には、以下が含まれます:

  • 機能安全に関する予備知識と最近の幅広い経験がある、または
  • 昨年ピルツが開催した機能安全に関する1日トレーニングコースまたは他の適切なトレーニングを受講済み (「EN ISO 13849およびEN IEC 62061に適合する機能安全」など)
  • すでにCMSE – Certified Machinery Safety Expertの資格取得または資格更新を今年か昨年受けている

お客様が受講に必要な条件を満たしているかわかりませんか?お気軽にお問合せください。個別にアドバイスいたします。また、CEFS受講に必要な条件を満たすための選択肢をご提示します。

備考

トレーニングコースの内容は、安全制御システムの設計に直接的、間接的に関わる担当者向けに作られています。

このトレーニングに参加するには、お客様ご自身のパソコンが必要です。CEFSには試験が含まれます。この試験は受講後の指定日に開催され、必ずオンラインで実施されます。そのため、お客様のオフィスやご自宅から受験できます。ウェブカメラとGoogle ChromeまたはMicrosoft Edgeが搭載されたお客様のパソコンが必要です。トレーニングにご登録後、試験についての詳しい情報が提供されます。試験実施前に時間的余裕を持ってTÜV NORDが試験ポータルへのアクセスデータを提供します。

試験に合格すると、世界中で認められている「CEFS – Certified Expert in Functional Safety」認定証をTÜV NORDから授与されます。資格は4年間有効で、再認定を受けることでさらに4年間の延長が可能です。

利点

  • 常に最新の規格に準拠し、機能安全システムの妥当性確認を正しく行う方法を学べます。 
  • エンジニアリングの決定によって、制御システムの信頼性や可用性にどのような影響があるのか詳しく解説します。
  • 効果、費用対効果の最もすぐれた、お客様の要件に最適な制御システムの選択方法がわかります。
  • トレーニングコースのカリキュラムでは、仮想デモ機を使用します。そのため、実践的な学習ができます。
CEFS – Certified Expert in Functional Safety
全世界向けオンライントレーニング
日時
4セッション + 試験 = 17 時間
時間
9:00 - 13:00 CET
最大受講者数
12
受講者一人当たりの料金
1,650.- €
日程/空き状況
元の言語 04.11.2024 登録
全世界向けオンライントレーニング
日時
4セッション + 試験 = 17 時間
時間
11:00 - 15:00 EST
最大受講者数
12
受講者一人当たりの料金
$2,067
日程/空き状況
元の言語 09.10.2024 登録
全世界向けオンライントレーニング
日時
4セッション + 試験 = 17 時間
時間
12:30 - 16:30 AEDT
最大受講者数
12
受講者一人当たりの料金
1,750.- €
日程/空き状況
元の言語 06.11.2024 登録
空き状況 残席わずか 終了

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