基本規格 (A規格+B規格) の概要

設備と機械の安全性の基礎

基本規格 (A+B規格)

規格は、メーカ、 消費者、認証機関、安全衛生機関および政府など、異なる利益団体間で結ばれた協定です。制定された時点の最新技術が記述されています。機械や製品の使用される場所により、さまざまな法規制が適用される場合があり、複数の規格を適用する必要があります。機械メーカが法的要件に適合できるためには、適切な規格を選択することが大切です。

基本規格 (A規格およびB規格)には、機械設備の安全のための設計、戦略、および運用に関する本質的な情報が含まれています。

最も重要な包括規格/A規格とB規格:

リスクアセスメント/リスク低減、機能安全および安全 - r  
機械類の安全性 - 設計のための一般原則 - リスクアセスメントとリスク低減

EN ISO 12100

機械類の安全性 - 制御システムの安全関連部品 EN ISO 13849-1/-2
機械類の安全性 - 安全関連制御システムの機能安全 IEC 62061
空圧流体動力 - システムおよび部品の一般規則および安全要件 EN ISO 4414 
油圧流体動力 - システムおよび部品の一般規則および安全要件 EN ISO 4413
機械類の安全性 - 機械の電気装置 EN IEC 60204シリーズ
低電圧開閉装置および制御装置 EN IEC 60947-5 シリーズ

安全防護物の選択

 

機械類の安全性 - ガード - 固定および可動式ガードの設計および構造に関する一般要件

EN ISO 14120

機械類の安全性 - ガード関連のインターロック装置 - 設計および選択のための原則

EN ISO 14119
機械類の安全性 - 予期せぬ起動防止 EN ISO 14118
機械類の安全性 - 電子感応式保護装置 (ライトグリッド、ライトカーテン、レーザスキャナなど)


EN IEC 61496-1/-2/-3

機械類の安全性 - 感圧保護装置 (感圧マットなど) EN ISO 13856-1/-2/-3
機械の安全性 - 両手操作制御装置 - 設計および選択のための原則 EN ISO 13851
機械類の安全性 - 非常停止機能 - 設計の原則 EN ISO 13850
追加の保護対策 – 機械類の安全性  
安全距離 (上肢および下肢の保護) EN ISO 13857
身体部位の圧壊を防ぐための最小間隔 EN ISO 13854
人体測定、機械内へのアクセス、開口部へのアクセス、人体測定データ EN 547-1/-2/-3
接近速度に基づく安全防護物の配置 EN ISO 13855

安全防護物は、人を機械の操作中に発生する恐れのある危険から可能な限り保護するために必要です。適切な安全防護物の選択は、製造業者の義務です。ただし、安全装置によりリスクが増大したり、作業が妨害されることがあってはなりません。可動部に安全装置を取り付けないという決定をした場合、正当化する明確な理由を提供することが製造業者にとって望ましいと言えます。

分野別の規定

本社

ピルツジャパン株式会社
〒222-0033
横浜市港北区新横浜3-17-5
いちご新横浜ビル 4階

電話: 045 471 2281
Eメール: info@pilz.co.jp

テクニカルサポート

電話: 06 6155 5074
Eメール: techsupport-jp@pilz.com