オートメーションのエキスパート企業ピルツは、スウェーデン運輸局(Trafikverket)のプロジェクトを落札し、スウェーデン全土の鉄道網における通信インフラの近代化を進める契約を獲得しました。ピルツの鉄道コントローラをベースとし、データ転送インフラを銅線を使うアナログ技術から、より強力で信頼性に優れたグラスファイバー技術へと置き換えます。
オストフィルダン, 2023/12/14
スウェーデンの鉄道当局Trafikverket、デジタル化プロジェクトにピルツの革新的な鉄道ソリューションを採用 - 安全制御技術をスウェーデンの鉄道網に
スウェーデン運輸局(Trafikverket)は先日、「光技術を用いた安全リレーメッセージ(Safe Relay Messages over Opto: SRO)」の入札において、ピルツが落札業者の1つとなったことを発表しました。これは今後、鉄道路線の地上設備は次第にデジタル技術へと転換されることを意味しています。Trafikverketは、スウェーデンの鉄道網の大部分を占める14,200キロメートルの線路を所有し、管理しています。
デジタル化?安全性を保証!
将来、鉄道用のインターロック-制御盤間の通信は、ピルツの安全なリアルタイムイーサネットSafetyNET pを用いた革新的な鉄道制御システムを通じて行われるようになるでしょう。それはたとえば線路の使用状況に関する情報の送信や、信号の制御に利用できます。デジタルI/O信号は、グラスファイバーによる長距離接続により転送されます。ピルツのソリューションは、SIL4およびEN 50126に準拠した安全な操作も保証します。
ピルツの鉄道産業向けデジタル化ソリューションの詳細情報
マーケティング・コミュニケーションズ部
電話: 045 471 2286
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