当社では、お客様との取引において、世界で最も高品質な未来志向の技術を世界中で供給することをモットーとしております。
このところ、当社は世界の調達市場において、課題を抱えてきました。当社の部品業者から、長期の納期延長や、出荷不能の連絡が連日入ります。電子部品は、プリント基板やプラスチック製品と同様に影響を受けています。この状況を克服し、お客様にとって最善の形で製品を提供するため、ピルツは今年の初めより重要な対策を講じております。
粒状プラスチック(ナイロン樹脂)の場合、原材料の不足や世界中のロックダウンの影響で、多くのメーカは不可抗力条項を適用し、各種粒状プラスチックや塗料の生産を全面的に中止、または無期延長しております。
当社に関しては、PNOZsigma安全リレーやPNOZmulti miniコントローラなどの製品に使用されている、緑色のナイロン樹脂の不足が差し迫っている状況です。
お客様に製品を安定供給するため、2021年9月中旬より、異例のの措置を実施いたします。PNOZsigam安全リレー、PNOZmulti miniコントローラ、PMDsigmaモニタリングリレー製品のハウジングを、暫定的に透明色のプラスチックハウジングに変更して出荷いたします。これらの製品の仕様やそれぞれの認証は、緑色ハウジングの製品と変りはありません。また、製品正面のキャビネットの色は、黄色のまま変更はありません。
透明色ハウジングの製品をお届けする際、製品番号の変更はありません。
製品の透明色ハウジングへの変更は、数か月間かけて順次行います。現時点では、変更後の製品を個々のお客様にいつお届けするのかわからない状況です。
透明色のナイロン樹脂は確保しております。十分な量の緑色のナイロン樹脂を再度確保でき次第、再度使用し、緑色ハウジングに戻します。
この異例の措置に対して、ご理解いただきますようお願い申し上げます。上記の変更期間中、緑色のナイロン樹脂不足による透明色ハウジング製品の供給に関して、恐れ入りますが、例外の対応はできないことをご了承ください。
ご不明な点がありましたら、ご遠慮なくお問合せください。