オストフィルダン, 2023/06/20

ピルツは新たな「CESA – Certified Expert for Security in Automation」コースを通して、セキュリティエキスパートの資格を授与します - セキュリティ専門知識の認定

オートメーションのエキスパートであるピルツは、最新の規格に合わせた簡明なセキュリティ知識を提供する2日間のエキスパート認定コース「CESA – Certified Expert for Security in Automation」を提供しています。その結果、コース修了者は産業オートメーションシステムに効果的な技術的および組織的セキュリティ対策を講じる能力を備えることができます。不正操作や攻撃のリスクを低減して、安全性と可用性を保証できるようになります。

サイバー攻撃の脅威が高まるなか、産業環境の安全性だけでなく、生産性も危険にさらされています。さらに、製造業者、インテグレータ、オペレータに新たな課題を提示する規格および法律に基づくセキュリティの仕様書もあります。ピルツは関連知識をお客様の社内に醸成させるために、トレーニングコースを拡充し、担当者をセキュリティのエキスパートにする簡明なCESAトレーニングを追加しました。
トレーニング内容には、操作技術(OT)と一般的な情報技術(IT)とで異なる固有のセキュリティ要件や、法的な規格要件が含まれます。ここで取り扱うテーマはIEC 62443規格「産業用通信ネットワーク – ネットワークおよびシステムセキュリティ」であり、リスク分析から機械の安全操作まで対象としています。この規格は、現在のところ、設備オペレータや装置製造業者に向けた最良のガイダンスです。他にも重要な点としては、脅威のシナリオや可能な防御戦略の説明があります。

包括的なセキュリティ
ピルツは、長年の実務経験と国際規格委員会への参加から得た、安全とセキュリティに関するノウハウを2日間コースで伝授します。その結果、トレーニングコースの参加者は、法的原則と規格の要件に関する包括的な専門知識を習得できます。さらに、このトレーニングでは、セキュリティリスクを防止するためのアクセス管理や技術的手段と組織的対策によるネットワークセキュリティの向上など、実践的なリスク低減対策も網羅しています。

実践的な実装をサポートする知識
このトレーニングは、産業オートメーションシステムの製造業者、インテグレータ、ユーザだけでなく、プラントエンジニア、ITセキュリティオフィサー、プロジェクトエンジニアも対象としています。参加者がテストに合格すると、産業環境における技術的および組織的なセキュリティ対策の実装に必要な規格に関する専門知識を習得したことになります。合格者は、国際認定されている「CESA – Certified Expert for Security in Automation」の認定書をTÜV NORDより授与され、最新のサイバーセキュリティ規格に従って産業オートメーションシステムを保護できる知識を備えていることを証明できます。

ピルツの2日間資格コース「CESA – Certified Expert for Security in Automation 」に参加すると、産業環境への技術的および組織的なセキュリティ対策の実装に必要な規格に関する専門知識を習得することができます。(写真: © PeopleImages/E+/Getty Images, © Pilz GmbH & Co. KG)
ピルツの2日間資格コース「CESA – Certified Expert for Security in Automation 」に参加すると、産業環境への技術的および組織的なセキュリティ対策の実装に必要な規格に関する専門知識を習得することができます。(写真: © PeopleImages/E+/Getty Images, © Pilz GmbH & Co. KG)

ピルツの2日間資格コース「CESA – Certified Expert for Security in Automation 」に参加すると、産業環境への技術的および組織的なセキュリティ対策の実装に必要な規格に関する専門知識を習得することができます。(写真: © PeopleImages/E+/Getty Images, © Pilz GmbH & Co. KG)

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