オストフィルダン, 2023/03/07

ピルツ、Interpack 2023に出展(ホール18/ B02) – テーマは安全とセキュリティ – 包装をより安全にするオートメーション

「安全とセキュリティのための柔軟なオートメーションソリューション」のスローガンの下、オートメーション企業であるピルツはInterpack 2023(2023/5/4~2023/5/10)において、包装オートメーションにおける製品安全向上のための未来に向けたテクノロジーを展示します。ブースではセンサ技術、制御技術、操作と監視のソリューション、一次/二次/最終包装向け製品、そしてSecurityBridge産業用ファイアウォールを含むネットワーク製品を中心にご紹介します。さらに、特に包装産業のニーズに合わせたコンサルティングおよびサービスのパッケージも、今回の目玉の1つです。

デュッセルドルフでのピルツのみどころの1つは、包装機械の段ボール供給を安全に監視するためのTÜV SÜD認証済みソリューションです。インテリジェントなPackaging 4.0も重要なテーマの1つです。デジタル化により食品、医薬品、その他の製品の包装をどのように進化させられるかをご覧になれます。ピルツのスマートファクトリーデモ機では、カスタマイズ製品を安全かつフレキシブルに生産する方法をじかに体験していただけます。

二次包装 – 安全な段ボール詰めを簡単に実現
包装ラインをより安全で、しかも操作しやすいものにするピルツのインテリジェントなオートメーションのコンセプトの1つは、二次包装セクターにおける安全な段ボールの供給です。TÜV SÜD認証を取得した小型~中型機械向けソリューションでは、評価ユニットを以下の2種類の安全コントローラから選択できます – ソフトウェアツールでコンフィグレーションするアプリケーション用の小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2、そしてバッチサイズ1の供給用ソリューションのモジュラ式安全リレーmyPNOZです。デュッセルドルフでは、この柔軟で経済的な安全ソリューションにより、計画からプロジェクトのコンフィグレーション、試運転までのプロセスで時間とコストをいかに節約できるかを、専門家がご説明します。

アクセスを含めた安全
Industrie 4.0は包装産業にも広まりつつあります。その基本テーマはインテリジェントなネットワークとカスタマイズ、そしてスマートファクトリーです。それには安全と産業サイバーセキュリティの両面を含み、したがって製品安全をも保証する、高度なオートメーションと安全コンセプトが必要です。このことを念頭に、ピルツはInterpackにおいて、包装機械やマシンプールの包括的なアクセス管理を実装するためのIdentification and Access Management (I.A.M.) ソリューションを展示します。

メンテナンスその他のデジタルソリューション
I.A.M.は安全なアクセス管理の包括的ソリューションであり、オペレーティングモードの安全な選択も可能にします。デュッセルドルフの会場では、アクセス許可システムPITreaderとピルツの制御技術を活用した効率的なデジタル・メンテナンス保護システム、「key-in-pocket」もご紹介する予定です。このシステムは、危険ゾーン内にメンテナンス作業中の人がいる場合に、機械が予期せず再起動することを防止します。設備にアクセスする前に、1人以上の権限を有するオペレータが個人用トランスポンダキーを使って自己認証を行うことで、個別のセキュリティIDが割り付けられ、安全コントローラに一元的に保存されます。これによって、機械の改ざんを防止し、オペレータを意図しない再起動から保護します。
メカニカルキーを使用するメンテナンス保護システムとは違って、オペレータはどの安全扉からでも出入りできるため、「key-in-pocket」を採用すれば柔軟性が向上し、メンテナンス時間を節約できます。ピルツのPITreaderカードユニットは、企業とユーザにさらなる柔軟性を提供します。オペレータは、カード またはステッカー形式のRFID式トランスポンダを使用して、自己認証を行えます。

包装を保護するファイアウォール
ITおよびOT (操作技術) のネットワーク化により、包装機械 – たとえばボトリング設備などの追加保護が必要になります。展示会では、不正アクセスによる改ざんから制御ネットワークを保護するSecurityBridgeファイアウォールもご紹介します。ファイアウォールは、パソコンとコントローラ間のデータトラフィックを監視し、制御プロジェクトの不正な変更を報告することで、下流のコントローラをネットワークベースの攻撃や不正アクセスから保護します。これにより、特に医薬品や食品の包装で必要とされる高度な製品安全が保証されます。

機械指令等に関するピルツのサポート
安全で法規に適合する機械を作るために、機械メーカーは関連規格に注意を払い、それらを適用しなくてはなりません。これにはインターロック機器の国際規格、EN ISO 14119の要件も含まれます。ピルツのブースではそれ以外にも、メーカーとオペレータが考慮すべき規格を確認できます。安全オートメーションの専門家が、リスクアセスメントから、安全に関する国際要件への適合性評価を含む妥当性確認まで、包装機械のライフサイクル全体にわたるお客様に最適なサポートをご提供します。

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「安全とセキュリティのための柔軟なオートメーションソリューション」のスローガンの下、オートメーション企業であるピルツはInterpack 2023(2023/5/4~2023/5/10)において、包装オートメーションにおける製品安全向上のための未来に向けたテクノロジーを展示します。(写真©Pilz GmbH & Co.KG)
「安全とセキュリティのための柔軟なオートメーションソリューション」のスローガンの下、オートメーション企業であるピルツはInterpack 2023(2023/5/4~2023/5/10)において、包装オートメーションにおける製品安全向上のための未来に向けたテクノロジーを展示します。(写真©Pilz GmbH & Co.KG)

「安全とセキュリティのための柔軟なオートメーションソリューション」のスローガンの下、オートメーション企業であるピルツはInterpack 2023(2023/5/4~2023/5/10)において、包装オートメーションにおける製品安全向上のための未来に向けたテクノロジーを展示します。(写真©Pilz GmbH & Co.KG)

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