オストフィルダン, 2023/02/28

ピルツはハノーバーメッセ2023でホール9、ブースD17に出展 – 主眼は「変化をもたらす」ピルツの機械安全サービスおよびトレーニング

「インダストリアル・トランスフォーメーション - 変化をもたらす」という基調テーマの下、2023年4月17日から21日まで開催されるハノーバメッセでは再び、産業界のグローバルな課題を乗り越えるための先端技術と革新的なソリューションに光を当てます。ハノーバーのピルツの展示で、信頼性の高い安全とセキュリティの対策がいかに産業を支えられるかをご覧ください。個別に調整可能なプロセスおよびソリューションを可能にする当社の制御システムをご紹介します。また、ソリューションの目玉には、安全なアクセス管理のI.A.M.(Identification and Access Management)と、無人搬送車システム(AGVS)の安全なオートメーションがあります。2023年のみどころ:ブースにおける知識の交換や相互交流の土台としての、「安全と産業サイバーセキュリティ」のエキスパートパネル。設備全体、機械のライフサイクル全体の機械安全をめぐる諸問題が焦点です。

ハノーバーでは「安全と産業サイバーセキュリティ」のパネルを背景として、セキュリティのエキスパートの認定資格を取得できる新しいトレーニングコース、「CESA - Certified Expert for Security in Automation」や、妥当性確認のためのカスタマイズ可能な新サービスのご案内もいたします。
さらに、今年はピルツ75周年の記念の年です: 1948年の設立以来、ピルツはガラス吹き事業から電子機器製造へ、そしてオートメーションとデジタル化の分野へと絶えず変化を遂げてきました。今日では国際的な「安全の大使」として、人と機械と環境の安全に貢献しています。

ピルツのエキスパートパネル – 徹底討論
なぜセキュリティ対策なしの安全はないのか?新しいEU機械規則による影響は?その他の機械安全に関する疑問にも、その場でピルツのエキスパートチームがお答えします。「機能安全規格 - ISO 13849-1の変更点」、「機械指令から機械規則へ」などの、ご希望に合うプレゼンテーションで情報を得ることもできます。最後にエキスパートが追加の質問や個別のディスカッションにも応じます。

新しい産業サイバーセキュリティの認定資格
産業サイバーセキュリティの新要件や新規格が導入されるたびに、メーカーやインテグレータ、オペレータは、この分野の有資格者の育成という問題に直面します。ピルツのサポート: ピルツのトレーニングプログラムに、セキュリティのスペシャリストのための専門コースが追加されました。「CESA - Certified Expert for Security in Automation」のプロフェッショナルコースでは、IEC 62443準拠の機械の規格要件を踏まえた適正なセキュリティ対策を実装するために必要な、リスクアセスメントから安全な機械操作までの知識を重点的に学ぶことができます。CESAのコースを終了すると、効果的なセキュリティ対策を実装する技術が身に付きます。企業はセキュリティ分野に精通した人材を確保できます。

カスタマイズされた妥当性確認
ISO 13849、IEC 62061、IEC 61508などの国際安全指令および規格では、機能の構造に関係なく、機械の製造業者およびオペレータが定期的に妥当性確認を実施し、安全設計が適正に実装されていることを確認するよう求めています。しかし要件はアプリケーションごとに異なるものです。では、必要かつ適切な妥当性確認のレベルとは?ピルツは今回の展示の一環として、安全性妥当性確認に関するカスタマイズサービスをご紹介します:3つのレベルを設けることで、それぞれのお客様の業務の範囲と複雑さに応じたカスタマイズが可能になり、要件に見合った妥当性確認作業をより効率よく実施できます。

移動の安全・セキュリティとアクセス管理
今日の産業は安全とセキュリティの上に成り立っています。ハノーバーのピルツブースでは、物流における生産性と安全を両立させる最良の方法を発見できます。軌道式または無軌道式のAGVSを包括的に保護する様子を、AGVSのデモ機を使って解説します。デジタルメンテナンス保護システム、「key-in-pocket」がどのようにユーザを支援するかのデモンストレーションも行います。「key-in-pocket」は、オペレータがメンテナンス中に機械を不正に再起動することを防止します。Identification and Access Management (I.A.M.)を実装する際の柔軟性にも焦点を当てます。アクセス許可システムのPITreaderカードユニットにもご注目ください。ピルツのSecurityBridgeのような、産業オートメーションネットワーク内のデータ通信を監視する産業用ファイアウォールと組み合わせれば、不正なアクセスや改ざんから機械を保護することができます。利点: オペレータはカード またはステッカー形式のRFID式トランスポンダを所持していれば、自己認証を行えます。付加価値: 社内ですでに利用できるRFID対応カードもご使用いただけます。1枚のカードに複数機能を搭載できるので、操作が簡単になります。

アジア太平洋地域のパートナーとしてのピルツ
今年のハノーバーメッセのパートナー国であるインドネシアは、2030年までに世界で10位以内の経済大国になることを目標に、Industrie 4.0を活用しようとしています。これは新技術への投資の大きなインセンティブとなるでしょう。ピルツ東南アジアは2016年に設立され、シンガポールを拠点としてAPAC(アジア太平洋)経済圏の顧客のために、安全とエンジニアリングに関するコンサルティングやサービスパッケージなどを通じてサポートを提供しています。「当初、ピルツの活動の中心はリスクや設備のアセスメント、安全コンセプトや安全性評価にありました。そうしたすべてのトピックは今も変わらず、当社のオートメーション・ソリューションとともに、お客様に歓迎されています。」と、アジアパシフィック・エリアマネージャJames Michael Largeは語っています。ここでも重要な問題は、機械やアプリケーションにいかにして適切な安全規格を実装するか、です。ピルツインドネシアのエキスパートが、ハノーバーのピルツブースで、お客様のご来場をお待ちしております。

展示内容の詳細はこちら

ハノーバーの今年のピルツの展示では、信頼性の高い安全とセキュリティの対策がいかに企業を支えられるかをご覧ください。ブースでの「安全と産業サイバーセキュリティ」のパネル展示も、これをテーマにしています。(写真©Pilz GmbH & Co.KG)
ハノーバーの今年のピルツの展示では、信頼性の高い安全とセキュリティの対策がいかに企業を支えられるかをご覧ください。ブースでの「安全と産業サイバーセキュリティ」のパネル展示も、これをテーマにしています。(写真©Pilz GmbH & Co.KG)

ハノーバーの今年のピルツの展示では、信頼性の高い安全とセキュリティの対策がいかに企業を支えられるかをご覧ください。ブースでの「安全と産業サイバーセキュリティ」のパネル展示も、これをテーマにしています。(写真©Pilz GmbH & Co.KG)

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