オペレーティングモードの選択や、アクセス許可の管理を行う際、小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2は、産業サイバーセキュリティや機械安全に関連するタスクを追加で実行できます。システムソリューションとして、PNOZmulti 2は、オペレーティングモード選択およびアクセス許可システムPITmodeのリーダユニットPITreaderを併用して、包括的なアクセス制御と機能安全の確保されたオペレーティングモード選択を実行できます。対応するソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータのバージョン10.12以降でご利用いただけます。
オストフィルダン, 2020/02/25
小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2の安全および産業サイバーセキュリティに対応する新機能 / ピルツ、ハノーバーメッセ2020に出展(ホール9、ブースD17) - システム的な安全・セキュリティ対策!
このシステムのソリューションは 小型コントローラとオペレーティングモードの選択およびアクセス許可システムで構成され、機械の生産工程が安全、効率、使い勝手のいずれの面でもすぐれていることを保証します。
安全でより経済的にアクセスを管理
PNOZmulti 2 はオペレーティングモード選択およびアクセス許可システムPITmodeのリーダユニットを使用して、効率的なアクセス管理を提供します。新しい機能として、小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2のベースユニットPNOZ m B1に、リーダユニットPITreaderを最大4台まで接続できます。そのため、相互接続された機械も安全に管理可能になります。ハードウェアのコストを削減できるため、経済的なソリューションを実現できます。
この拡張システムソリューションは、シンプルな操作許可や、特定の機械コンポーネント機能の承認から、複雑な階層構造の許可マトリクスまで、幅広いオプションが用意されています。そのため、高度な不正操作防止機能を装備する、ユーザフレンドリーなアクセス許可のコンフィグレーションが可能になります。これによって、不正操作の管理が容易になり、機械のダウンタイムも少なくなります。
トラブルフリーなオペレーティングモード選択
ファンクションブロックをPITreaderと併用すれば、最大PL d / SIL CL 2に適合する、機械設備の安全なオペレーティングモード選択を簡単にコンフィグレーションできます。安全なオペレーティングモード選択のため、2種類の便利なアプリケーションソリューション(押しボタンまたはタッチパネル)からお選びいただける機能が追加されました。どちらのタイプも、リーダユニットPITreaderと適切にコンフィグレーションされたRFIDキーで、オペレーティングモードの選択が許可されます。
オプション1: スペースとハードウェア効率
オペレーティングモードを押しボタンで選択する際、一般の押しボタンを使用できます。ピルツの新しいマルチボタンファンクションPIT oe4Sは、ユーザに付加価値を提供: 5つまでのオペレーティングモードが含まれます。オペレーティングモードは、マルチボタンファンクションで利用可能な4つの個別のボタンから別々に選択できます。この省スペースソリューションをオペレータパネルに組み込むと、個別のボタンは不要になります。この種のオペレーティングモードの安全関連評価は、PNOZmulti 2を使用して行います。このタイプは視覚化ハードウェアの追加費用がかからないため、一般的に経済的な選択肢になります。
オプション2: 分散型設備用
別の方法として、ユーザが設備の全体を見る必要がある場合、安全なオペレーティングモードの選択は、ピルツのオペレータおよび視覚化ターミナルPMIvisuで実行できます。タッチパネルのバージョンは、遠く離れた複数の作業エリアのある分散型設備で特に便利です。
ピルツはホール9、ブースD17に出展します。詳細情報は こちら
小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2に関する詳細情報はこちら
電話: 045 471 2286
Eメール: mkt@pilz.co.jp