ロボットオペレーティングシステム自律型 モバイルビークルのアプリケーション

目的

ロボットオペレーティングシステム(ROS)はユーザが各種ロボット、モバイルプラットフォーム、グリッパ、その他のさまざまな技術をネットワークに接続可能にするための、オープンソースソフトウェアです。ROSでは移動経路のプランニングや、ロボットアプリケーションおよびユーザーインターフェースの作成・モデリングも行えます。

このトレーニングでは、実践的な学習法でROSプラットフォームについて学ぶことができます。理論的説明と合わせて、実践的な部分では、ロボットのレイアウトとその重要要素のモデリングに関するトレーニングを実際の操作を交え、ステップバイステップ方式で進めます。

さらに、重要要素のモデリングと、動きやシミュレーションを制御するオープンソースパッケージの使用により、お客様独自のモバイルビークルプロジェクトを開始する方法もお見せします。ROS2もすでに導入されており、このトレーニングでは両方のバージョンを考慮します。

トレーニングの一部では、SLAM(Simultaneous Localisation and Mapping)に基づくモバイルロボットの制御と自律走行のためのROS / ROS2の利用について、重点的に紹介します。安全スキャナなど、関連するセンサをこれらの技術に組み込む方法も、実際のハードウェアを用いた完全なアプリケーションとともに解説します。

トレーニングを修了すると、ROS / ROS2を用いて自律型モバイルビークルのプロジェクトの作成および自律ナビゲーションを行い、実地のアプリケーションで実装する知識が身に付きます。

ロボットオペレーティングシステム自律型モバイルビークルのアプリケーション

要件

受講にはLinux OSターミナルモードの基礎知識が必要です。また、Pythonなどの高度なプログラミング言語の知識も必要です。

内容

  • ROSを実行するためのLinux OSの基礎と入門
  • ROS環境とプログラミング
  • モバイルロボット自律走行用ROSパッケージとROS2パッケージの違いと比較
  • 差動型モバイルビークルのナビゲーションに関連する理論的概念 - 運動学、オドメトリ、位置特定/ナビゲーションアルゴリズムなど
  • モバイルビークルロボットのデモ用途におけるセンサの組み込み - ステップバイステップガイド
  • 仮想環境における自律型モバイルビークルのシミュレーション

対象者

このトレーニングは、自律型モバイルビークルシステムに特別な責任を負う製造業者やインテグレータが対象です。また、このトレーニングは特に、日常業務で新規/既存のAMVの実地のインテグレーションを担当する方々のために構成されています。

  • モバイルビークル制御装置の開発を担当する技術者
  • 試運転エンジニア 
  • AMVシステムインテグレータ
  • プロジェクトエンジニア
  • 技術指導者およびトレーナー

さまざまな利点

  • ROS環境における強力なROS基盤の構築、ノウハウおよびセットアップ
  • ROSプログラミングの手引き - 障害を解決し、迅速なスタートを切るための専門家のアドバイス
  • ROSアプリケーションのためのPythonプログラミングの基礎学習
  • 大規模な開発コミュニティのさまざまな可能性を活用するための準備
ロボットオペレーティングシステム自律型 モバイルビークルのアプリケーション
オンライン(言語: 英語)
日時
16時間 = 4日
時間
9:00 - 13:00 CET
最大受講者数
10
受講者一人当たりの料金
€1.100
日程/空き状況
元の言語 21.10.2024 登録
空き状況 残席わずか 終了

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