安全ブレーキ

安全ブレーキは、移動荷重を減速し、安全に停止状態を維持します。安全ブレーキでは、プリテンションスプリングによって制動力が発生します。安全ブレーキには、電磁、油圧、または空圧式の換気口が採用されています。電源オフの状態では、換気口が閉じています。その結果、非常停止および停電を含む全ての動作状態で、安全の要件を満たしています。安全ブレーキの役割は、従業員の安全確保と設備の損傷を防ぐことです。

安全ブレーキは、人の安全を守ることが重要であるため、抑速ブレーキよりサイズが大きく作られています。C規格で求められている通り、市場の安全ブレーキには型式試験が実施されているものもあります。

安全ブレーキは制動が高トルクで行われ、高い摩擦係数が実現できるため、負荷を繰り返し制動するために使用されます。抑速ブレーキと同様に、安全ブレーキも磨耗します。従って、安全ブレーキを使用する場合でも、遅延ランプの制御によってモータの制御を周期的に実行する必用があります。デュアル回路保護により、モータブレーキと安全ブレーキを組み合わせることが可能です。


詳細情報:

本社

ピルツジャパン株式会社
〒222-0033
横浜市港北区新横浜3-17-5
いちご新横浜ビル 4階

電話: 045 471 2281
Eメール: info@pilz.co.jp

テクニカルサポート

電話: 06 6155 5074
Eメール: techsupport-jp@pilz.com

この記事はお役に立ちましたか?