規格EN ISO 12100:2010「機械類の安全性 - 設計のための一般原則 - リスクアセスメントおよびリスク低減」は、2011年4月8日以降欧州連合の官報に記載されています。そのため、この日以降は、この規格に「適合性の推定」が適用されています。
EN ISO 12100: 2010 – 機械安全の中心的な規格
規格EN ISO 12100: 2010は、EN ISO 12100-1、EN ISO 12100-2およびEN ISO 14121-1が統合された規格です。現在、機械安全の中心的な規格と見なされています。ただし、2013年11月30日まで、統合された規格 (EN ISO 12100-1、EN ISO 12100-2、EN ISO 14121-1) にも「適合性の推定」が適用されます。
技術的変更はありません
発行されたISO/TC 199 N 833には、3つの規格の統合に関連した技術的変更はないことが示されています。技術的変更は、改正された機械指令2006/42/ECに関連する内容のみに限られています。そのため、この新しい規格に関連して既存の資料 (リスクアセスメント、タイプC規格など) を更新する必要はありません。
冗長性の削減と適用の簡素化
1つの規格に統合することで、冗長性が削減され、規格の適用を大幅に容易にすることが意図されています。発行されたISO/TC 199 N 833のテーブルでは、「旧」規格のセクションが、EN ISO 12100: 2010のどのセクションに対応しているかが示されています。