窓メーカのSchücoは、新しいコンポーネント試験室の建設を機に、最新の安全とセキュリティのコンセプトを取り入れました。将来、すべてのテストベンチはEC指令2006/42/ECの最新の要求事項に準拠することを求められます。Schücoが構想したのは、権限を安全インフラと合わせて集中的に管理するワンストップの許可管理システムでした。要件は、誰に、どのテストベンチへのアクセス権を付与するかを曖昧さなしに管理する、単一のシステムであることです。資格や人物プロファイルに基づく操作許可も発行します。今日、ピルツの統合された安全コンセプトは危険源から人々を守り、操作ミスや不正操作を最小限まで低減し、設備のダウンタイムを短縮しています。コンセプトの中核をなすのは、オペレーティングモード選択およびアクセス許可システムPITmode flexです。
明確なアクセス制御
すべてのテストベンチに共通の安全
許可管理を含む安全コンセプト
テストアプリケーションの安全とセキュリティの要件はテストの規模と範囲によって異なります。ですから、設備に応じて要件を個別にカスタマイズできる必要がありました。Schücoは3つのオペレーティングレベルを定義しました:レベル1では、設備が停止した後にのみ設備へのアクセスが許可されます。レベル2では、キーの所持者は検査タスクの実施、または減速下でのアプリケーションの実行を許可されます。レベル3では、オペレータは個々のデータパラメータにアクセスできます。これらの要件は、オペレーティングモード選択およびアクセス許可システムPITmode flexを用いて実装されます。それぞれのオペレータにアクセス許可が個別に付与され、RFIDトランスポンダに保存されます。安全ロック装置PSENslockおよび非接触型安全近接スイッチPSENmagが、扉の安全を確保します。上位の制御インスタンスはモジュラ式小型安全コントローラPNOZmultiです。この総合的な安全コンセプトにより、テストプロセスのスムーズな進行が保証されます。
さまざまな利点
- すべてのテストベンチに共通の、カスタマイズ可能な安全とセキュリティのシステムを実装
- オペレータには1つのキーで、設備ごとに異なる権限を付与
- EC指令2006/42/ECの最新仕様に適合するテストベンチ
お客様の声
私たちのニーズに合わせてカスタマイズし、すべてのテストベンチに使用できる、安全とセキュリティを統合した模範的なトータルソリューションです。ピルツは熱意と、レベルの高い専門技術と、必要なコンポーネントとで、当社を大きく前進させてくれました。
Schücoについて
Schücoグループはドイツのビーレフェルトに本社を構え、建物外装の高品質なシステムソリューションを提供しています。製品ポートフォリオは住宅や商業ビルの窓、ドア、ファサード、換気システム、セキュリティシステム、日除けシステム、そしてインテリジェントなネットワーク対応ソリューションなどで構成されています。1951年に設立され、現在は80ヵ国以上で約6,800人の従業員を擁し、事業を展開しています。Schücoは常時、各種コンポーネントのほか窓やファサードの構成部品について、メカニカルな機能のテストや負荷テスト、安定性テストなどを実施しています。さらに、気候・天候の変動をシミュレートするテスト手順もあります。