リレーで安全を標準化

Advanced Engineering Industrie Automationの機械全体の電気・制御技術の更新の一環として、同社は、オートメーション側をパソコンベースの制御技術に切り替えました。しかし、作業空間が囲われているため、Advanced Engineeringは意識的に新しく取り付けられた安全技術に内蔵の安全ソリューションを使用しないことに決めました。「Peelmaster」を含む同社のすべての機械で、新しい安全リレーmyPNOZと安全センサ技術PSENによる理想的な安全コンセプトのソリューションが生まれ、その実装に成功しました。 

myPNOZが安全の中核

myPNOZはAdvanced Engineering が求めていたモジュール構造を提供しています。用意されている増設モジュールを使用して、機械の非常停止、安全扉スイッチ(ガードロック付/なし)およびライトカーテンのすべてのアプリケーションに対応できます。myPNOZに加え、Advanced Engineeringは、安全スイッチPSENmagおよびPSENcode、安全扉システムPSENslock、安全ライトカーテンPSENoptを含むセンサ技術PSEN製品を使用しています。この新しい安全標準によって、ユニークな「Peelmaster」シートリムーバを含む供給されるすべての機械の信頼性の高いプロセスを保証できます。機械が正しく設定されれば、1パーセントを大幅に下回る非常に低い故障率が保証されます。「ピーラ」の高精度なプロセスは、最終段階まで細かく設計されていますが、とりわけ信頼性が高く、ピルツの安全パッケージで保証されています。

さまざまな利点

  • 最適コストのソリューション: 1台の安全リレーだけで必要な機能範囲に対応
  • 最大の柔軟性: myPNOZの増設モジュールですべてのアプリケーションを実装可能
  • 安全センサ技術PSENとの併用で、myPNOZはあらゆる機械向けの個別にカスタマイズされた安全標準を形成できます。

お客様の声

当社はシンプルさを最も重視しました。myPNOZは正に当社が必要なモジュール構造の製品です。1台のリレーと用意されている増設モジュールで、当社のすべてのアプリケーションに対応できます。そのため、当社の要件を完璧に満たす安全標準が出来上がりました。

Advanced Engineeringオートメーション開発部長、Manuel Bernhofer氏

Advanced Engineering Industrie Automationについて

オーストリア企業Advanced Engineering Industrie Automationのハラインの拠点には、約25名の従業員が在籍しています。メカトロ開発および設計から、制御のためのソフトウェアのプログラミングによるオートメーション技術、視覚化、SCADAおよびERP (Enterprise Resource Planning) 接続などの中核技術が、組み立てや試運転も含めて、すべて社内で行われています。同社の機械ポートフォリオには、さまざまなバージョンのピーラに加え、ロボットアーム、バッファシステム、生産ライン全体のオートメーション用ラインコントローラによる、PCB製品の自動ロード/アンロード、処理のための装置も含まれています。

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