プレス、人、ロボットの安全!

高精度エッジ加工

スイスのエンジニアリング会社Peter Huber AGは、手動供給のベンディングマシンの制御および安全技術の更新を受注した際、ロボットによる板金供給の追加、経済性、柔軟性、効率の要件に加え、重要な条件を指定されました。それは、可能な限り、更新後のソリューションで既存のコントローラを使用し続けることです。人、ロボット、機械の協働には、制御だけでなく安全についても複雑な課題があり、革新的なソリューションが求められました。Peter Huberは、モジュラ式安全リレーmyPNOZを選択しました。

安全保証付きのインタフェース

安全コンセプトで最も重要な要素は、ロボットとベンディングマシンの新しいインタフェースでした。その場にいる人にさまざまなリスクをもたらすためです。まず、ロボットがロード中に、オペレータの立ち位置がロボットに接近し過ぎてはいけません。また、手で挿入、位置の修正を行う場合、安全コンセプトでオペレータの保護と特にフィンガープロテクションの高い信頼性を保証する必要があります。もちろん、安全装置や安全対策が、オペレータの活動を妨げることがあってはなりません。ベンディングマシンも操縦ロボットもそれぞれ別の機械と安全コントローラを使用していたため、このプロジェクトにはこのインタフェースのための統合された効率的な安全ソリューションが必要でした。myPNOZの高度なモジュール性と柔軟性により、ベンディングマシンの生産性と柔軟性を向上しながら、コントローラの環境を維持する仕様を実現できました。

さまざまな利点

  • シンプルな改造: 既存の安全コントローラの使用を継続可能
  • myPNOZはロボットとベンディングマシンの間にインタフェースとして組み込み可能なため、全く新しいソリューションを開発する必要はありません
  • 柔軟性: 必要に応じて、アプリケーションを新しいジョブに迅速に調整可能

お客様の声

コンセプト設計フェーズでは、ピルツの技術サポートチームが発売されたばかりのモジュラ式安全リレーmyPNOZに我々の注目を集めました。1つの安全リレーで入力回路を拡張可能である点がすぐに気に入りました。100パーセント当社の要件に合わせて製品をカスタマイズでき、取り付け可能な状態で納品されるため、時間やコストの面でさまざまなメリットがありました。

Peter Huber AG コンベヤ技術、取り扱い、ロボティクスプロジェクトマネージャ兼エキスパート、Erich Schuhmacher氏

Peter Huber AGについて

スイスのアルプナッハに拠点を置く、オートメーションサービスプロバイダPeter Huber AGは、40年以上にわたり豊富な専門知識と経験を駆使して、コントローラやロボティクス、ハンドリングシステム、データ・制御ステーションシステム、改造、最適化に関するお客様の複雑な要件を有効で経済的なソリューションに変えてきており、その手腕には定評があります。この革新的なエンジニアリング会社Peter Huber AGは、設計から最終的な試運転まで顧客と同行します。

当社製品導入事例

本社

ピルツジャパン株式会社
〒222-0033
横浜市港北区新横浜3-17-5
いちご新横浜ビル 4階

電話: 045 471 2281
Eメール: info@pilz.co.jp

営業部

電話: 045 471 2281
Eメール: info@pilz.co.jp

テクニカルサポート

電話: 06 6155 5074
Eメール: techsupport-jp@pilz.com

この記事はお役に立ちましたか?