安全制限速度 (SLS)

EN 61800-5-2に適合した「安全制限速度 (SLS)」は、最もよく知られている安全機能だと思われます。実際には、この安全機能は「安全減速」として適用されることが多いです。結果として、自動モードの運転速度から、セットアップモードの減速に定義されたように確実に移行する必要があります。監視機能で制限速度の違反が検出されると、ドライブを安全に停止する必要があります。シャットダウンの方法はアプリケーションによって異なります。「安全停止」 (SS1) 機能を使用したあとに電源を切り離して、定義されたブレーキ動作を目指すのが最適です。

安全速度範囲 (SSR) を使用するアプリケーションとしては、プロセスの永続的な監視が一般的です。突然の加速を制限するだけでは、リスクは必ずしも除去できません。エラーが発生したために突然減速すると、リスクが発生する場合もあります。軸が指定した距離で動作している場合、2軸のうち1軸で突然減速した場合、圧壊のリスクが発生する可能性があります。このようなケースに対応して、安全速度範囲 (SSR) 機能が定義および開発されました。この機能を使用して関連軸をシャットダウンすることで、機械の作業者と機械に対するハザードを除去します。

SLS - 安全制限速度
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