THERMPROCESS 2023のピルツブース：ホール09、B10 - 炉の安全燃焼制御システム - すべてを含む安全を、燃焼が必要なところへ！

サーモプロセス技術の国際展示会THERMPROCESで、オートメーション企業ピルツは、規格準拠のバーナーの制御および監視に使用できる燃焼制御システムを紹介します。ピルツの産業用燃焼制御向けのフェイルセーフシステムは、炉だけでなく、各種バーナーの制御と監視も行います。ユーザは、安全なハードウェアとソフトウェアを、炉のための総合的なワンストップパッケージとして手に入れることができます。ピルツのシステムとソフトウェアは、両方とも熱加工、蒸気ボイラー設備、自動燃焼制御システム、およびバーナーの関連規格の認証を取得済みです。

ピルツのハードウェアとソフトウェアは、圧力、温度、火炎の監視など、炉の安全機能を制御および監視し、バーナー設備の起動（予備洗浄、点火など）とシャットダウン（後燃焼、停止など）のシーケンスを安全に実行します。また、空燃比の安全監視やバルブ、フラップ、アクチュエータの制御のほか、バルブの起動や
停止から最終的には高温設備の制御と監視まで実行します。
金属加工に加えて、ガラス・陶磁器産業、食品・製菓産業のみならず、サトウキビやエチルアルコールの製造、製紙産業、自動車産業から石油化学やガス処理に至るまで、さまざまなアプリケーション分野があります。

燃焼アプリケーション全体のコンポーネントの一つ
さらにピルツは、小型安全コントロールステムPNOZmulti 2のベースユニットPNOZ m B1 Burnerをデュッセルドルフの展示会でも紹介しています。たった1つのシステムで、炉の安全監視と安全制御を同時に実現します。バーナー自体と炉全体の両方を制御および監視するために使用します。これを可能にしたのが、ソフトウェアに実装されているバーナーファンクションブロックです。電子式自動燃焼制御システムの高度な機能を柔軟な構成で模倣しています。ベースユニット1台につき最大12のバーナーファンクションブロックを構成可能で、バーナーを安全に制御および監視することができます。マスタおよびスレーブバーナー、ダイレクトイグニッションまたはインダイレクトイグニッション、低温または高温運転など、さまざまな種類のバーナーがあります。このため、ユーザは炉の設計やエンジニアリングの時間を節約できます。

大規模バーナープロジェクトも安全に実施
ピルツブースでは、大規模バーナープロジェクトの実装に使用される同社のオートメーションシステムPSS 4000も展示します。PSSuniversal PLCコントローラと対応するI/Oモジュールとを組み合わせることでお客様のニーズに合わせた調整可能なソリューションを実現します。制御システムはすべて
、燃焼領域におけるお客様要件に合わせてカスタマイズすることができます。オープンなPSS 4000ソリューションにより、制御するバーナーの数や物理的配置に関わらず、アプリケーションのすべてバーナーの分散型制御が可能になります。このシステムは、スタンドアロン制御システムとしても、ネットワークの一部としても使用できます。内蔵の包括的な診断機能により、燃焼領域の生産性が向上します。

国際的に通用する認証取得済み
燃焼設備を自動運転する燃焼制御システムは、数多くの国際規格を満たす必要があります。ピルツのシステムは、次のとおり、国内外のさまざまな規格に対応しています。欧州規格EN 298、EN 50156-1、EN 50156-2に準拠したTÜV認証に加えて、Underwriters Laboratories（UL）のUL 60730-1、UL 60730-2-5の認証取得など、さらには米国およびカナダのNFPA 85、NFPA 86、NFPA 87、オーストラリアガス協会のAGAの要件も満たしています。認証取得により、企業やユーザが対象となる市場に参入可能になります。ピルツブースでは、ピルツのエキスパートが規格に関するあらゆる質問に対してアドバイスいたします。

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