安全ライトカーテンPSENopt IIによる安全手順

ピルツの新世代のライトカーテンPSENopt IIを使用して、オーストリアのSRW Automation & Services GmbH社はロボットアプリケーション、ロータリーテーブルシステム、送り込み・送り出しなど、オートメーションおよび安全に関する幅広いタスクを解決しています。安全ライトカーテンを使用する決め手となったのは、高い堅牢性と高速な応答時間でした。そして、さらに理由がありました。タイプ3のライトカーテンが必要だったのですが、ピルツがその製品を取り扱う唯一の企業であることがわかったのです。

最大限の柔軟性を備える高速応答の安全ソリューション

箱詰め機の安全ライトカーテン

SRWはピルツのバリアフリーの安全ソリューションを2つの設備で採用しました。箱詰め機の箱詰め作業場では、送り込まれた箱をコンベヤ技術で上昇させ、ロボットが輸送コンテナに積み上げて行きますが、ライトカーテンPSENopt IIがこの工程を保護しています。そのため、生産工程を妨げることなく、柔軟な積み込みや積み下ろしが可能です。PSENopt IIは組立セルでも使用され、そこでは、部品がまず所定の位置に置かれ、その後プレス加工してプリント基板が作られています。ここでは、PSENopt IIが組み込まれた6軸ロボット、サーボプレス、可動丸テーブルによって発生する危険を確実に除去します。

SRWの両方のアプリケーションにとって、PSENopt IIは送り込み/送り出し、並びに取り扱いの際の高い柔軟性の要件を満たします。さらに、経済的なソリューションを使用する要件がありました。ピルツのタイプ3ライトカーテンがこれに対応します。SRWにとって、使いやすい診断機能とメンテナンス機能を装備する可用性の高いトータルな安全ソリューションを手に入れることが最も重要でした。

安全ライトカーテンとロボットセル

「ピルツのPSENopt IIライトカーテンを選んだ理由は、カテゴリ3の要件を満たす唯一のライトカーテンであり、迅速かつシンプルな組み立てによって、取り付けと試運転の工数が減り、当社のほとんどすべてのタスクに対応するからです。」

SRW Automation & Service GmbH社の技術営業・プロジェクト管理部長、Andreas Stummer氏

ソリューションの優位性と利点:

安全ライトカーテンと箱詰め機の箱詰め作業場
  • タイプ3安全ライトカーテンでPL (d)アプリケーションを容易に実装
  • 高い堅牢性と衝撃、接触、振動に対する耐性(最大50g)
  • どちらのアプリケーションにも簡単に取り付け
  • きわめて高速な応答時間

SRW Automation & Service GmbHについて

このオーストリアのシステムインテグレータは、複雑なロボット技術、相互接続された機械、特殊用途機械の分野において、革新的なターンキーソリューションをサポートします。同社はお客様の要件に合わせて、制御システムおよび設備の設計、開発および製造を行います。SRWは個々の部品の設計、組み込み、相互接続に特化しています。

SRW Automation & Service GmbH社ロゴ

製品の採用事例:

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