機械安全のための安全の妥当性確認

保護対策が正しく実装されているかのチェック

機械安全の第5ステップ:安全の妥当性確認

機械安全の第5ステップ

機械設備の安全の妥当性確認をご利用いただくと、求められる規格および規制に応じて保護対策が正しく実装され、安全システムが完全に機能していることを保証できます。

機械のライフサイクルにおける妥当性確認

当社のエンジニアが、お客様の機械の安全上重要な要素や安全機能を点検します。

機械のライフサイクルにおいて、妥当性確認のテーマは安全上、製造業者にとっても事業者にとっても重要な役割を担うものです。  したがって、ISO 13849IEC 62061IEC 61508などの作業現場に関する指令および規格では、機械の製造業者および事業者が安全システムの妥当性を確認することが求められます。そのためには、機械のライフサイクルと必要な安全対策の実装の両方についての十分な知識が必要不可欠です。

安全点検の後には、安全に関わるすべてのリスクが考慮され、適切な対策によって解決されているかどうかが問われます。必要なリスク低減策が適正に実装されているか、その結果として、機械は適用される規格・規制に適合することを立証できるか。それを明らかにする唯一の方法が、妥当性確認です。

カスタマイズされた妥当性確認 – あらゆる要件に適切なレベルで対応

必要かつ有用な妥当性確認のレベルとは?

ピルツは、それぞれのお客様に合わせたサービスをご提供します。機械安全、リスク低減、機能安全、その他の法的要求事項の領域における機械の妥当性確認を、構造化された方法を用いて効率的に実施します。機械の製造業者および事業者の皆様は、プロジェクトや要件に応じた最適な妥当性確認サービスを、3つのレベルからお選びいただけます。

妥当性確認の手法 レベル1 レベル2 レベル3
機械安全

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リスク低減  

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機能安全

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その他の法的規制    

事例 レベル1 レベル2 レベル3
CE-マーキング、適合性評価手順     ♦♦♦
詳細な試験を要する複雑な設備     ♦♦♦
ピルツによる中立的な立場での試験の実施   ♦♦  
妥当性確認済みの機械への軽微な変更   ♦♦  
類似の機械と比較しての妥当性確認   ♦♦  
既存の機械の設置場所の移動    
妥当性確認済みの機械の再点検    

試験の詳細度: ♦ 基本、♦♦ 詳細、♦♦♦ 包括的

サービス範囲の詳細

レベル1

レベル2 レベル3
  • 基本の機械安全点検 
  • 実装された対策の評価
  • ランダムな機能試験
  • 必要なパフォーマンスレベル(PLr)の割り当ての点検
  • 適用されるパフォーマンスレベル(PL)の原則の評価
  • 詳細な機械安全点検 
  • 実装された対策の評価
  • 5つの主要なリスクの評価
  • 安全機能試験
  • 安全機能、安全コンポーネントが正しく設置されているかのチェック
  • 規定のPLの実装の点検(PL ≥ PLr)
  • 機械安全に関する法律の点検
  • 製品規格への準拠の点検
  • 実装された対策の評価
  • リスク低減策の実装の点検
  • 安全機能試験
  • 安全機能、安全コンポーネントが正しく設置されているかのチェック
  • 故障シミュレーション
  • 規定のPLの実装の点検(PL ≥ PLr)
  • 達成されたPLの評価(PL ≥ PLr) 

-以下の点検:

  • 安全要件仕様
  • 安全関連ソフトウェア
  • 電気的安全
  • EMC/RAの要件
  • ノイズエミッション
  • 圧力容器の要件

さまざまな利点

  • カスタマイズされた妥当性確認 ー 異なる3つのレベルをご提供
  • 妥当性確認の強度および詳細度を、お客様の個別の要件とニーズに応じてカスタマイズ
  • 費用t対効果に優れたピルツの妥当性確認手法と専門知識
  • 独立した安全の妥当性確認を必要とする規格への適合、並びに仕様への準拠を保証
  • 安全な作業環境がもたらす安全性および保護

 

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ピルツの妥当性確認 – 概要の説明

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