安全な「グリーン」包装!

プラスチックの代わりに段ボールを活用

小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2は、ACMI S.p.A.のミネラルウォーターボトリング設備ですでに使用されており、充填および密封の工程においてガラス瓶のスムーズなハンドリングに貢献していました。イタリアを拠点とする製造企業ACMI S.p.A.は最近、自社のラインを拡大し、段ボールへの梱包を可能にするEcopackケースパッカを加えました。安全の観点からは、段ボールの供給が最も重要なポイントでした。段ボール供給では、供給口に包装材(段ボール)が十分にあれば、危険ゾーンに手を入れることは不可能ですが、プロセス内に段ボールがなくなれば、オペレータは何の障害もなく機械の中に手を伸ばすことができます。PNOZmulti 2の採用により、持続可能かつ拡張可能なソリューションを実現できました。PNOZmulti 2は、段ボール供給に加え他の安全機能も確実に監視します。

持続可能性に配慮した包装ラインの拡大

Ecopackカートナはサイクル速度40ストローク/分の最新装置で、セットアップやフォーマット変更も簡単に操作できます。ボトリング設備に新たに導入されたEcopackカートナをオペレータに対して安全に稼働させるために、小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2が再び採用されました。PNOZmulti 2が段ボール供給のための開口部に直接設置された光電センサを監視し、センサが段ボールの資材の状況をPNOZmulti 2に報告します。必要であれば、PNOZmulti 2は1台のベースユニットで複数の段ボール残量を同時監視することもできます。また、ACMIでは非常停止、安全扉、ライトカーテンなどのその他の安全機能も必要に応じて追加で実装できます。これによって柔軟性が向上するため、ACMIの設備は将来のための備えが十分であることに加え、高い生産性も達成できます。ピルツが改造前に認証取得を手配したため、ACMIでは計画、設計、試運転にかかる時間を短縮できました。

さまざまな利点

  • Ecopackの段ボール供給のための新しい設備モジュールにおけるオペレータの安全確保
  • 効率的なライン: 1台のベースユニットで複数の段ボール残量を同時監視
  • 安全機能の増設に対応する迅速な改造

お客様の声

「ピルツのエキスパートが実施したリスクアセスメントに基づいて、当社は設備を安全に構築し、適切な保護対策を選定しました。ピルツの機械安全の専門知識のおかげで、必要な対策を自社で実装することができたのです。」

ACMI S.p.A.安全製品マネージャ、Gianluca Contesso氏

ACMI S.p.A.について

ACMI S.p.A.はハイテクボトリング・包装ラインの生産に特化したイタリア企業であり、パルマ県のフォルノボディターロを本拠地としています。食品・飲料業界向けの積み込み・荷降ろし装置メーカとしてスタートし、現在はあらゆる包装プロセスに特化しています。

本社

ピルツジャパン株式会社
〒222-0033
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電話: 045 471 2281
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