生産の転換！

オーストリアの段ボール製造業者、Mosburger GmbHでは、数百キロの紙リールを交換して段ボールを製造する場合、プロセスには手作業で介入が必要であるため、オペレータのリスクが高くなっていました。このリスクを最小限に抑えるために、MosburgerはオートメーションシステムPSS 4000と安全扉スイッチPSENcodeで構成される包括的な安全ソリューションを利用しています。

倉庫からは、数トンの紙リールが生産プラントの操業エリアを横断しています。これは、スペース不足のため、プラントが「後ろから前に」建設されているためです。そのため、オペレータが手動で各リールを挿入する必要があり、効率が大幅に低下します。また、インフラの理由から、プラントは自動モードから手動モードにリセットされていました。実用的な (つまり改ざん防止が可能な) 完全なオートメーションソリューションは、設備の生産性を再び向上させるとともに、オペレータの安全を確保する必要があります。Mosburger社は、ソフトウェアツール、診断および視覚化システム、センサや制御技術からアクチュエータ技術まで幅広いオートメーションソリューションで構成される完全なパッケージに納得しました。現在、オートメーションシステムPSS 4000はソリューションの中心にあり、RFID式安全近接スイッチPSENcodeと連携して自動化された安全を実現しています。ワークフローの合理化とダウンタイムの短縮も特長の１つです。

• 生産性の向上: PSS 4000を使用した安全のトータルソリューションにより、リール交換時のサイクルが短縮されます
• ダウンタイムの短縮により、3年以内に投資コストを回収できます
• 改ざん防止ソリューション: 包括的で実用的な安全コンセプトにより、ワークフローの安全性が確保されます

Mosburger GmbHは、オーストリアのPrinzhorn HoldingグループのDunapack Packaging Divisionの一部です。シュトラスヴァルヘンを拠点に、顧客の仕様に合わせて個別に設計された段ボールを製造しています。ここ数年で、同社は部品製造業者からソリューションサプライヤへと発展してきました。