オストフィルダン, 2024/09/05

ピルツ、ドイツ・ハンブルクのHydrogen Technology Expo Europeに出展: ホールA3、ブース: 3I110 - 水素 – 機能安全とセキュリティ

Hydrogen Technology Expo Europeで、ピルツは業界で実績のあるオートメーションソリューションがどのように水素関連アプリケーションを保護できるのかお見せします。この水素技術に関する世界最大のサプライヤー展示会は、2024年10月23~24日にドイツ・ハンブルクで開催されます。オートメーションのエキスパートであるピルツは、機能安全と産業サイバーセキュリティの分野におけるソリューションを展示します。ピルツのソリューションは、付加価値連鎖全体において、プロセスの安全な監視と制御を可能にします。

迅速で信頼性の高いガス漏れ検知、継続的な圧力、充填レベル、電圧・電流の状態把握、燃焼プロセスの安全監視など – オートメーションによる十分に吟味された安全原則が、水素関連のアプリケーションを保護します。これらのソリューションは、安全を設備、機械、プロセスの相関関係に欠かせない機能として常に考慮するのに役立つからです。Hydrogen Technology Expo Europeにて、ピルツは水素産業における機能安全のためのソリューションを展示します。オートメーション企業ピルツは、水素関連アプリケーションがどのようにして不正操作や誤操作から保護されるかも、お見せします。

製造から使用時まで安全に
ピルツの安全ソリューションは、水素の付加価値連鎖全体にさらなる付加価値をもたらします。電解法から蒸気改質法まで – 当社ブースのエキスパートが、水素の製造法によって異なる重要な安全関連のアプローチについてご説明します。ピルツの小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2とピルツのオートメーションシステムPSS 4000は、電解法を用いた水素の製造における安全対策を提供します。アルカリ電解またはPEM電解の際には、多くの安全要件を順守する必要があります。たとえば、ピルツの安全コントロールシステムは、ガスや火炎を検知するセンサを監視します。センサが何かを検出すると、ただちに弁の通気などの適切な対策が講じられます。
また、オートメーションシステムPSS 4000は、水素補給ステーションでの冷却システム、高圧貯蔵タンク、水素充填時などにおける、あらゆる安全機能の状態を継続的に監視する定評のあるシステムです。水素漏れや火炎/煙を検知し、温度と圧力のモニタリングを行うためにオートメーションシステムがどのように活用されるかを、ピルツのエキスパートがご紹介します。分散入出力と安全アナログ入力機能により、システム全体を安全に制御・監視できます。

安全とセキュリティへの総合的アプローチ
総合的アプローチには、機能安全だけでなく産業サイバーセキュリティも含まれます。このアプローチとは、生産・産業設備を不正操作や意図的あるいは意図しない誤操作から守る方法を示すものです。
その一例が、システムステータスを確認するための水素製造用容器へのリモート接続です。この接続は絶対に保護しなければなりません。さもないと、システムの安全関連部が無許可で閲覧・改変されてしまう可能性があります。
Hydrogen Technology Expo Europeにて、ピルツは産業用ファイアウォール、SecurityBridgeの展示も行います。制御ネットワーク内で、エンジニアリング、診断またはコンフィグレーションツールとコントローラ間のすべての接続を不正操作から保護し、外部への安全な接続を実現します。ピルツのアクセス許可システムPITreaderと対応するRFIDトランスポンダキーを組み合わせれば、設備を不正アクセスから守り、アクセス許可を個別に確実に管理できます。
「ピルツは、安全とセキュリティに対する総合的なアプローチだけが、水素関連アプリケーションの包括的な保護を保証できると信じています。セキュリティとは設備や機械の不正操作や誤使用を防ぎ、可用性を確保することだからです」と、ピルツの市場開発エンジニア、Albert Cotは強調しています。

ピルツ、Hydrogen Technology Expo Europe 2024に出展: ホールA3、ブース: 3I110

産業界で実績のあるピルツのソリューションは、付加価値連鎖全体において、たとえば電解法による水素の製造などのプロセスの安全な監視と制御を可能にします。(Photo: © iStock.com/Scharfsinn86, Pilz GmbH & Co. KG)
産業界で実績のあるピルツのソリューションは、付加価値連鎖全体において、たとえば電解法による水素の製造などのプロセスの安全な監視と制御を可能にします。(Photo: © iStock.com/Scharfsinn86, Pilz GmbH & Co. KG)

産業界で実績のあるピルツのソリューションは、付加価値連鎖全体において、たとえば電解法による水素の製造などのプロセスの安全な監視と制御を可能にします。(Photo: © iStock.com/Scharfsinn86, Pilz GmbH & Co. KG)

本社

ピルツジャパン株式会社
〒222-0033
横浜市港北区新横浜3-17-5
いちご新横浜ビル 4階

電話: 045 471 2281
Eメール: info@pilz.co.jp

マーケティング・コミュニケーションズ部

電話: 045 471 2286
Eメール: mkt@pilz.co.jp