オストフィルダン, 2023/09/28

CMSE (Certified Machinery Safety Expert) は世界的に需要の高い資格として、10年の実績と安全エキスパート1万人を達成

ピルツは2013年にCMSE (Certified Machinery Safety Expert) 資格をもって機械安全のためのまったく新しいトレーニングプログラムを構築しました。10年を経た今、CMSEトレーニング修了者が1万人に達したことはピルツにとって大きな誇りです。

2013年、ピルツは高度な機械安全のための世界初の国際的認定トレーニングコースとしてCMSE (Certified Machinery Safety Expert) 資格コースを4か国で開始しました。4日間のコースでは、機械安全の全般的な概要について5つのモジュールで学び、機械のライフサイクルのあらゆる側面について広範な知識を習得できるようになっています。現在、ピルツはこのCMSE資格認定コースを世界60か国、15言語で提供しています。
TÜV NordとピルツはCMSE資格認定の開始当初からパートナーとして連携しています。CMSEの各モジュールは世界で標準化され、均一の水準が維持されていることから、最終的に試験合格者に授与されるTÜV Nordの認定証は国際的に有効な資格となっています。
世界的な製造ソリューションプロバイダーJabil社で主任オートメーションエンジニアを務めるLuis Armando氏は、このたび1万人目の資格取得者となりました。メキシコ・グアダラハラの生産工場に勤務し、新しいオートメーション化された設備の監督を担っています。「私が受講した主な目的は、すべての人にとって安全な職場を維持するためです。CMSE資格保持者であることは非常に重要です。これは、法規制に基づいて機械設備の認証を取得することが極めて重要だからです。」とArmado氏は述べ、認定証を受け取りました。

企業内標準としてのCMSE
CMSEは個々のエンジニアにとって重要な資格であるとともに、国際的に展開する企業でも各国拠点の自社従業員に対して均質なトレーニングを提供するために、世界各地で実施されているこのコースを活用しています。つまり、CMSE資格は企業における機械安全関連技能の基準を定めるものとなっています。これはJabil社にも当てはまります。「Jabil社はピルツと連携して、世界中の自社従業員がCMSEトレーニングを受講するための取り組みを進めました。ピルツは、中国、メキシコ、米国、ドイツの複数グループに対してCMSEトレーニングを実施し、さらに東南アジア、欧州、南米でもトレーニングが予定されています。このように機械安全、ひいては従業員の安全を重要視する企業と連携できるのは喜ばしいことです。」とピルツのグローバルアカウント管理部門のYvonne McNamaraは話しています。
「Jabilの主な目標の1つは、お客様にとって技術的に最先端を行く製造ソリューションプロバイダーでありながら、安全な職場を提供することです。」とJabil社のグローバルEHS(環境・労働安全衛生)エキスパートSergiy Keretsman氏は説明します。「私達は複数年にまたがる総合的な機械安全戦略を始動させ、製造プロセスの高度化、自動化、複雑化に合わせた従業員の安全確保に取り組んでいます。このような取り組みはすべて「Total Machinery Safety」(総合的な機械安全)につながっており、機械のライフサイクルにおける危険の認識と効率的な管理を支援します。そして、Jabilの従業員はこの取り組みにおける強固な基盤となっています。」

知識の更新
機械安全はで特に、さらなるトレーニングを受け、取得した知識を更新する継続的な意欲が求められます。そのため、CMSE (Certified Machinery Safety Expert) では再認定を不可欠な要素として組み込んでいます。資格取得者は取得から4年後に1日間の再認定コースを受講することで、資格をさらに4年間延長できます。
「CMSEは業界内でベストプラクティスとして認められており、ピルツの持続的な成果は、企業各社とその従業員がCMSEの効果を重要視したことの結果としてもたらされたものです。CMSE資格認定の重要性は持続しており、それは4年後に受講する1日間の再認定コースの参加者数にも表れています。」とPilz GmbH & Co. KGのインターナショナルサービスグループのMarie O’Riordanは話しています。

詳細情報については、こちら (www.cmse.com) をご覧ください。

Luis Armando Urzúa (左から2番目) は1万人目のCMSE資格 (Certified Machinery Safety Expert) 認定コース修了者となりました。Ottoniel Chavez (ピルツメキシコのセールスエンジニア、左端)、Eduardo Arquieta (Jabil Guadalajaraオペレーションディレクター、中央)、Daniel Larios (オートメーションエンジニアマネージャー、右から2番目)、Ricardo Pérez Barba (オペレーションマネージャー (グアダラハラ)、右端) が祝福しています。(写真: © Pilz GmbH & Co. KG)
Luis Armando Urzúa (左から2番目) は1万人目のCMSE資格 (Certified Machinery Safety Expert) 認定コース修了者となりました。Ottoniel Chavez (ピルツメキシコのセールスエンジニア、左端)、Eduardo Arquieta (Jabil Guadalajaraオペレーションディレクター、中央)、Daniel Larios (オートメーションエンジニアマネージャー、右から2番目)、Ricardo Pérez Barba (オペレーションマネージャー (グアダラハラ)、右端) が祝福しています。(写真: © Pilz GmbH & Co. KG)

Luis Armando Urzúa (左から2番目) は1万人目のCMSE資格 (Certified Machinery Safety Expert) 認定コース修了者となりました。Ottoniel Chavez (ピルツメキシコのセールスエンジニア、左端)、Eduardo Arquieta (Jabil Guadalajaraオペレーションディレクター、中央)、Daniel Larios (オートメーションエンジニアマネージャー、右から2番目)、Ricardo Pérez Barba (オペレーションマネージャー (グアダラハラ)、右端) が祝福しています。(写真: © Pilz GmbH & Co. KG)

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