ピルツがSPS Connect 2020に出展 - 包括的なアクセス制御用安全オートメーションソリューションを中心に紹介します。オートメーションの生産性をアップ！

“Be safe and secure with Pilz”と言うテーマを掲げ、ピルツは国際展示会SPS - Smart Production Solutions（会期： 2020年11月24日～26日）のバーチャル媒体を使用し、スマートなデジタルオートメーションを実現する安全オートメーションソリューションを紹介します。これらのソリューションは、機械安全と産業用セキュリティを等しく考慮しています。今回の展示の焦点は、包括的なアクセス制御と生産性維持の両立です。

センサ技術シリーズPSEN (ピルツセンサ技術)、操作および監視機器PMI (Pilz Machine Interface)および小型安全コントロールシステム PNOZmulti 2の革新的な製品によって、デジタル化に対応できます。ピルツはまた、SPS Connectでドライブ技術製品PMC(Pilz Motion Control)も紹介します。

焦点: 生産性が高く経済的なセンサ技術ソリューション
安全扉ソリューションは、アクセスに関しても、経済性と高生産性が求められます。安全扉システム製品シリーズの機械式安全扉システムPSENmechに、ガードロックが付属されました。ガードロック付きPSENmechは、危険な機械の動作が停止するまで、安全扉を安全に閉じた状態で保持し、扉が開いている間、危険な動作が不意に再起動することを防ぎます。この製品は、可動ガードの安全な監視のための経済的なベーシックソリューションです。
さらに、モジュラ式安全扉システムに新製品が追加されました: 安全扉センサPSENmlock用ハンドルモジュール: PSENmlock用ハンドルモジュールは、アクチュエータ付属のハンドルととエスケープリリースを1つのソリューションに一体化した製品です。短時間で取り付けられ、操作が簡単です。ユーザは、安全なインタロックと安全なガードロックのための一体型モジュラ式安全扉ソリューションを入手できます。さらに、安全レーザスキャナPSENscanの新しいタイプが発売され、この製品を使用すると、さらに生産性を向上できます。PSENscanの17ピンタイプとME（マスタエンコーダ）タイプを使用して、ユーザはデジタル入出力を追加できるからです。
アクセス許可をさらに直感的に管理可能: 個別のRFIDキーを使用して、従業員はPITreader搭載の押しボタンユニットPITgateboxで自らを認証できます。そのため、承認された従業員のみ設備にアクセスが許可されます。モジュラ式安全扉システムと併用することで、包括的な安全扉の保護対策のための安全・セキュリティ面 の対策とアクセス許可を完備することがが可能です。押しボタンユニットは13種類のコンフィグレーション済みバージョンが用意され、非常停止ボタン、押しボタン、スイッチを多様に組み合わせ、実装可能です。

高性能な視覚化
設備や機械のプロフェッショナルな視覚化のため、ピルツは、PMI (Pilz Machine Interfaca)が人と機械を繋ぐリンクとなるソリューションを提供します。パネルPMIvisu v807およびPMIvisu v812がPMI製品ポートフォリオに追加され、さらに高性能になりました。これらの製品によって、ピルツの視覚化パネル製品のポートフォリオが完備され、ピルツの制御技術を併用して、ウェブベースの視覚化にも対応する包括的なシステムソリューションを提供できます。新しい高パフォーマンスシリーズは、堅牢なPMI v8パネルとウェブベースの視覚化ソフトウェアPASvisuで構成されます。

小型コントローラが幅広いサポートを提供
小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2の新しいファンクションが、対応するソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータのバージョン10.13以降でご利用いただけます。したがって、安全なユーザプログラムを簡単にコンフィグレーションでき、PNOZmulti 2で実行できます。
これは、安全扉センサPSENmlockのモジュラ式安全扉システムにも当てはまり、インタロック時および解除時の信号シーケンスのコンフィグレーション用に新たなファンクションが追加されました。さらに、PNOZmulti 2はライトカーテンアプリケーションのミューティング用のLミューティングにも対応しました。
これらの新しい機能により、ユーザは安全機能監視のさまざまな要件を効率よく実装できます。

効率的なドライブソリューション
機械のスペース節約と迅速な試運転は、ドライブ技術アプリケーションの課題です。新しいドライブコントローラPMC SC6とPMC SI6の登場で、ピルツは製品ポートフォリオを拡張し、単軸アプリケーションにも多軸アプリケーションにも対応するサーボアンプが加わりました。ドライブコントローラはどちらもコンパクト設計: 6軸用の制御盤に必要なのは幅わずか180 mmです。迅速な試運転のため、モータデータ用のパラメータは、電子モータのネームプレートから簡単かつ安全に設定します。ドライブコントローラPMC SI6は大規模な設備や、4軸以上の機械での使用に適していますが、電源内蔵のコンパクトなスタンドアロンドライブコントローラPMC SC6は、コンパクトな設備や機械向けに設計されています。

ピルツがSPS Connectに出展: 詳細情報: www.pilz.com/sps