コンパクト安全コントローラPNOZmulti Mini– ベースユニット

コンパクト安全コントローラPNOZmulti Miniは、主に4個以上の安全機能の実装に使用されます。  機械のサイズにより、スタンドアロンまたはモジュラ式の増設可能な安全コントローラを使用します。

ベースユニットの左側に、最大4台のリンクモジュール、1台の通信モジュール、1台のフィールドバスモジュールを増設できます。右側に、最大1台のPNOZsigmaリレー増設モジュールを増設できます。コンパクト安全コントローラPNOZmulti Miniのすべてのベースユニットは、アプリケーションに応じて、PL e (EN ISO 13849-1)およびSIL CL 3 (IEC 62061)まで適合します。

コンパクト安全コントローラPNOZmulti Miniは2024年12月31日で製造中止となります。注文受付の最終日は2024年9月30日です。後継製品としてPNOZmulti 2製品レンジをお勧めしています。

• PNOZmultiの世代交代

• PNOZmulti Configuratorによるシンプルなプロジェクト設計
• コンフィグレーション可能な入出力による市場投入期間短縮
• コンパクト設計により制御盤内部の省スペースを実現
• プラグイン端子により配線がほとんど不要
• 内蔵のディスプレイによるわかりやすい診断

• USBインタフェースを介したPNOZmulti Configuratorによるシンプルなプロジェクト設計
• 押して回すロータリーノブとキーの機能により、値を簡単に設定
• 不正操作防止: 設定ファンクションにはロック可能なカバーとパスワード保護付き
• コンフィグレーション可能な入出力
• 革新的なケージ式端子による迅速な取り付け、接続口は個別に機能 (オプションのスクリュー式端子付き)
• スプリングクリップによる迅速な組付け – 工具不要
• 7個以上のLED表示によるわかりやすい表示 – 外部測定装置は不要
• 内蔵ディスプレイで情報と診断を表示する簡易診断機能

コンパクトPNOZ mm0p –スタンドアロンベースユニット

ベースユニットには、わずか45 mmの幅にコンフィグレーションが自由にできる安全入力が20あります。これらの中から、最大8個の入力を補助出力としてコンフィグレーションできます。また安全半導体出力 (PL e/SIL CL 3) 4点、テストパルス出力4点が備わっています。一体型ディスプレイには、シンプルな診断機能、個別のテキスト表示機能といったオプションが備わっています。試運転時間が短く配線が簡単なためコスト削減に貢献し、コンパクト設計により制御盤内部の省スペースも実現します。

堅牢なPNOZ mm0p -T – 温度範囲拡張に対応するスタンドアロンベースユニット

PNOZ mm0p -Tは-25 °C～60 °Cの温度範囲で使用できます。そのため、結露や特定の腐食性ガスへの耐性が求められるアプリケーションに適しています。ベースユニットにはディスプレイがありません。

柔軟性のあるPNOZ mm0.1p – モジュラ式増設可能ベースユニット

ベースユニットPNOZ mm0.1pは増大する要件に応えることができます。技術的な特徴はPNOZ mm0pと同じです。大きな違いは、モジュラ式で増設可能である点です。適切なモジュールを選択し、簡単なコンフィグレーションにより、アプリケーションを簡単かつ経済的に増設できます。ベースユニットの左側に、最大4台の安全リンクモジュール、1台の通信モジュール、1台のフィールドバスモジュールを増設できます。右側には、PNOZsigma製品レンジの接点増設モジュールを使用して、リレー接点を増設します。

通信可能PNOZ mm0.2p – マルチリンク内蔵のベースユニット

ベースユニットPNOZ mm0.2pは、PNOZ mm0.1pの機能に加えて、内蔵のマルチリンクインタフェースも備えています。 追加のモジュールが不要なのでコストを削減できます。これにより、複数のPNOZmulti Miniベースユニット間や、PNOZmulti Mini、PNOZmultiおよびPNOZmulti 2間の接続とデータ交換を簡単に行えます。