カメラベースの保護システムPSENvipは、プレスブレーキ用の移動型保護システムであり、曲げ工程全体を視覚的に監視します。上部ダイに取り付けると、投光器と受光器間の保護フィールドにある異物を微小なサイズまで検出します。この製品は堅牢性と機械の高い可用性が特徴です。
必要なケーブル、コネクタ、およびアダプタなどのアクセサリは「接続技術」のページでお探しください。
カメラベースの保護システムPSENvipは、プレスブレーキ用の移動型保護システムであり、曲げ工程全体を視覚的に監視します。上部ダイに取り付けると、投光器と受光器間の保護フィールドにある異物を微小なサイズまで検出します。この製品は堅牢性と機械の高い可用性が特徴です。
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カメラベースの保護システムPSENvip 2 - 近代的なプレスブレーキ用統合ソリューション
PSENvip 2は、カメラベースの保護システムの第2拡張世代です。使いやすさ、最大の生産性、および機械の高い可用性がこのプレスブレーキ保護システムの際立った特長です。従来品バージョンと比較して、受光器の体積が約50%小さくなっており、極めて重要なスペースを節約できます。
PSENvip2はオートメーションシステムPSS 4000と組み合わせて使用できます!PSENvip 2の高速分析装置をモジュールとして接続するだけでOKです。その結果、プレスブレーキツールのシャットダウン時間とオーバーラン距離の最短化を実現します。
PSENvip 2では装置のディスプレイは不要です。すべての試運転およびコンフィグレーション作業は、プレスブレーキ制御システムのウェブインタフェースを介して直接かつ容易に実行されます。そのため、ユーザは設定をすべて一カ所 (中央) で行うことができます。
なお、第1世代のPSENvip 1製品は2023年6月に製造中止となり、現在は入手できませんのでご了承ください。さらに詳しい情報が必要ですか?
生産性向上のための動的ミューティング
オートメーションシステムPSS 4000の高速分析装置(FAU P)によるトータルソリューションとして、カメラベースの保護システムPSENvip 2のプロダクティブバージョンは保護フィールドを動的に調整します。上部ツールの速度を連続的に調整し、検出ゾーンから前方を最低レベルまで減速します。その結果、生産性を最大50%向上させることができます。
プロダクティブバージョン用の統合された認証取得済みファンクションブロックにより、ツールクラス、ミューティング終了点、または保護フィールドモードなどの情報がPSENvipに伝達され、位置、速度、ブレーキランプ、オーバーラン距離、保護フィールドなどの安全機能が監視されます。手動でのプログラミングが大幅に削減され、アプリケーションの試運転が迅速かつ安全に実施されます。
大型ツールを使用する安全プレスブレーキ
プレスブレーキで使用する一部のツールは、サイズの問題で一般的なソリューションを使用して安全対策を施すことができません。ただし、EN 12622規格に従い、それぞれの曲げラインは作業者側で保護フィールドの15mm手前で安全防護する必要があります。この規格に適合するためには、ツール全体が保護システムの視界に入っていなくてはならないという要求を満たす必要があります。この場合、カメラベースの保護システムPSENvipが役に立ちます。
TÜV Südより認証を取得した特殊なツール機能を使用して、保護システムPSENvipについてさまざまなサイズのツールが分類されています。ツールクラス1では、安全対策は規格に適合しています。ただし、ツールクラス2や3の場合、サイズの問題でカメラの画像がツールの一部しか検出できません。
カメラベースの保護システムPSENvipなら、プレートに向かって下降する際、切替位置を上げたり、速度を変更したりすることで、形状が大型のツールも安全に監視することができます。PSENvipはツールの輪郭をチェックし、ツールクラス1、2、3に分類します。分類されたクラスの情報をコントローラに伝え、クラス2および3のツールにイネーブルを発行します。リスク分析で定義された切り替え位置も監視します。
お客様への重要な情報:PSENvip(ベーシックバージョン、プロダクティブバージョンをPSS 4000と組み合わせて使用)のパラメータが安全関連のエラーなしで正しく設定されていれば、Equipment and Product Safety Act(装置、製品安全法)に対して重要な変更ではなく、認証に関わる作業が最小限になります。
詳細は用語集の「重要な変更」のエントリをご覧ください。
長距離対応のPSENvip R LRは、最大保護領域18メートルの世界初且つ唯一のプレスブレーキ用保護システムです。そのため、タンデムプレスなどの特殊用途プレスの監視に最適です。PSENvip R LRは、既存のプレスに素早く簡単に取り付けられます: 投光器は従来品と同じで、受光器のみ交換する必要があります。タンデムプレスを1つの保護システムだけで監視できるため、移動型保護システムとライトカーテンの組み合わせは不要になります!
長距離バージョンにはホットプラグ対応保護システムもあります:プレスブレーキを2台隣同士に設置する場合、中央の投光器と受光器を取り除くだけで対応できます。再起動なしで、設備1の投光器が設備2の受光器と連動します。そのため、PSENvip R LRで不要なダウンタイムを回避できます。さらに、PSENvipの長距離バージョンは、これまで通りの高い堅牢性により、お客様から評価を得ています。
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