可動ガードは、通常機械フレームまたは機械の近くの固定部に機械的に接続されています。ガードはヒンジ式であるか、またはレール取り付け式にします。ガードは工具を使用しないで開くことが可能で、閉じている場合のみ効果があります。
可動ガード
安全ソリューションとしてのインターロック装置
可動ガードはインターロック装置と連動することができます。安全扉が開かれた場合など、インターロック装置が機械の危険な機能を停止させ、予期しない再起動を確実に防止します。
可動ガードの規格
規格 | 名称 |
---|---|
EN ISO 14120 |
機械類の安全性 |
EN ISO 14119 |
機械類の安全性 - ガードと共同するインターロック装置。設計および選定の原則 |
機械の予期しない起動/再起動の防止
安全装置がトリガされると、保護エリアの通光後も機械は自動的に再起動できません。再起動は、目視確認を行い、危険領域外の制御機器をリセットすることでのみ可能です。
たとえば、エネルギー供給が遮断後に回復した場合や故障した制御システムによりドライブが予期せず起動する場合などです。
予期しない起動/再起動防止のための規格
規格 | 名称 |
---|---|
EN ISO 14118 |
機械類の安全性 |
テクニカルサポート
電話: 06 6155 5074
Eメール: techsupport-jp@pilz.com
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