オペレーティングモード選択およびアクセス許可システムPITmode

「 Identification and Access Management - I.A.M.」ピルツは、 オペレーティングモード選択およびアクセス許可システムPITmode により、1つのシステムに安全機能とセキュリティ機能を搭載しています。この装置によって、 機能安全に対応するオペレーティングモードの選択や、 設備や機械のアクセス許可の管理が可能になります。したがって、誤ったオペレーションや改ざんが防止され、人と機械が保護されます。、個別の要件に最適な安全・セキュリティソリューションをワンストップでお探しいただけるように、さまざまなハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントをご用意しています。

PITreaderによって 工場や機械設備へのアクセス許可に関わるさまざまなタスクを実行できます。単純なイネーブルおよびユーザ認証から、複雑な権限マトリクスおよび企業固有のコーディングまで対応します。PITreaderはスタンドアロン装置として、またはピルツのコントローラと組み合わせて使える柔軟性をもっています。RFID式技術搭載のトランスポンダキーは、自由に書き込み可能なバージョンの他、認証が固定・保存されたバージョンも利用できます。もちろん、PITreader keysとPITreader設定の迅速かつ簡単なプログラミングに適したソフトウェアツールを使用できます。

PITreader S

PITreader Sは、OPC UA規格にも対応します。これにより、一方では、 サーバとクライアント間の通信のセキュリティが向上します。一方、PITreader S は、OPC UAも使用する他の製造業者のシステムに接続オプションを拡張し、それによってアクセス許可のセキュリティと操作性を向上させます。認証による安全扉保護を最適化するために、押しボタンユニットPITgateboxにPITreader Sも用意されています。

PITreader Keys - 簡単な取り扱いのための新色

総合的なPITreader Keys が 6つの新色で発売されました。そのため、リーダユニットPITreader用トランスポンダキーは一目で区別できるため、実際の場面で取り扱いが非常に簡単になります。RFIDキーは自由にプログラミング可能なため、どの機能をどの色に割り当てるかは完全にお客様次第です。したがって、お客様がどの色を異なる機械の型式、機能、ゾーン、さらにオペレーティングモードに割り当てるか決定します。

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PITreaderカードユニット-カードおよびステッカー形式のRFID式トランスポンダにより柔軟性向上

PITreader (S)カードユニットは、PITreader (S) に期待される幅広いアプリケーションエリアを提供します。ただし、トランスポンダのタイプが新しくなりました。PITreaderカードおよびPITreaderステッカー はカード またはステッカー形式のRFID式トランスポンダを使用します。ピルツの既存のRFID式カードの他、お馴染みのPITreaderキーも承認用に使用できるため、トランスポンダの選択肢がさらに増えます。

PITreaderカードには透明のウインドウが装備され、カードが機械内に格納されていても、PITreaderのLEDステータスインジケータがいつでも表示されます。もちろん、PITreaderカードユニットは小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2またはオートメーションシステムPSS4000と組み合わせて、 PITmode flexまたはPITmode flex visuとして、アクセス許可および安全なオペレーティングモードの選択に使用できます。

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PITmode fusion–モジュラ式オペレーティングモード選択システム

PITmode fusionは、 オペレーティングモード選択システムのモジュラ式バージョン であり、 サードパーティ製の安全コントローラを使用する場合のソリューションです。本システムは、リーダユニットPITreaderと独立した評価ユニット (安全評価ユニット (SEU) ) で構成されており、選択したオペレーティングモードを評価し、機能安全を実現して最大5つのオペレーティングモードを切り替えます。オペレーティングモードは、既存のボタンまたは制御ファンクションPIT oe 4Sを使用して選択できます。もちろん、PITreaderのアクセス許可の全機能も使用できます。

PITmode flex

PITmode flexは、 小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2 または オートメーションシステムPSS 4000のすべてのユーザ向けのソリューションです。 ここでも、 PITreaderはリーダユニットとして使用されます。もちろん、 アクセス許可に関する全機能 も含まれています。オペレーティングモードの安全評価は、PNOZmulti 2およびPSS 4000にすでに組み込まれているソフトウェアブロックを介して実行されます。したがって、別の評価ユニットは必要ありません。オペレーティングモードは、制御ファンクションPIT oe 4Sまたは任意のボタンを使用して選択できます。

PITmode flex visu

PITmode flex visuは、基本的にPITmode flexと同じ機能範囲を提供しますが、 オペレーティングモードの選択方法が異なります。ボタンを使用する代わり に、PASvisuを装備したPMIvisuパネルの タッチオペレーションを使用して実行します。

PITmode–コンパクトな一体型装置

コンパクトな一体型装置PITmodeは、 オペレーティングモードの選択用押しボタンと安全評価ユニットが1つの装置に搭載されています。オペレーティングモードと許可がLEDで安全に表示されます。キーを個別にコード化することにより、改ざんを防止します。オペレーティングモードセレクタスイッチは、工作機械のピクトグラム付きのバージョンも利用でき、国際的な使用に理想的です。

• 自己診断機能により機能安全規格に基づいて、PL dに適合するオペレーティングモードの切り替え
• アクセス許可の管理
• 企業独自のコード化による高度な改ざん防止
• PITreaderおよびトランスポンダキーのコンフィグレーションのためのウェブサーバ搭載
• キーを使用した読み取り/書き込みおよびデータ保存

• PITreaderのトランスポンダキーのコード化によるティーチング
• キーのデータエリアの施錠
• プリインストールされたグループベースの許可管理
• ユーザ管理機能内蔵
• マルチカラーLEDリング採用

PITreaderウェブサーバ

統合ウェブサーバにより、PITreader keyトランスポンダキーをユーザデータと権限で簡単にプログラミングできます。また、その他の重要なPITreader設定もすべて装置上で直接プログラミングできます。PITreaderの試運転、インタフェースのコンフィグレーション、およびOPC UAサーバへの接続 (該当する場合) は、このように迅速に完了します。

PIT Transponder Manager (PTM)

PIT Transponder Manager (PTM)は、グラフィカルインタフェースにより、PITreader keyトランスポンダキー、ユーザ設定、ブロックリスト、およびPIT Transponder Manager内のユーザデータをすばやく簡単に管理できます。コンフィグレーション済みのテンプレートを使用して、PITreader keyに個別のユーザ権限を数ステップで書き込めます。ユーザを個別に作成するか、インポート機能を使用するか選択できます。統合されたデータベースに情報を直接読み込むことができます。こちらでPIT Transponder Managerの ダウンロードが可能です

ユーザ認証サービス (UAS)

ユーザ認証サービス (UAS) を使用すると、PIT Transponder Managerなどの管理システムを物理的なPITreaderアクセスシステムに接続できます。組織サービスは、すべての権限を管理し、すべての「トランスポンダキーユーザ」の中央認証データベースを介してそれらを評価します。データベースは「PIT Transponder Manager」からインポートすることで提供されるため、設定に最低限の作業しか必要としません。UAS は、ブロックリストなどのグローバル機能を、ネットワーク上のすべてのPITreaderに配信します。現在のステータスと詳細でわかりやすい診断情報が、UAS管理者に提供されます。もちろん、PITreaderとUAS間の通信は、HTTPSを介して安全に行われます。