ソフトウェアツールPNOZmulti Configurator

小型安全コントローラPNOZmulti用の独自の安全回路コンフィグレーションツール

小型安全コントローラPNOZmultiの安全回路をコンフィグレーション

PNOZmulti Configuratorを使用すると、安全回路の設定をPC上で簡単に行うことができます。コンフィグレーションツールは、ピルツの小型コントローラのプロジェクトの設計、コンフィグレーション、資料作成、試運転をサポートします。

グラフィックベースのWindows®に準拠するユーザインタフェース上では、安全回路のすべてのファンクション が アイコンまたは選択メニューとして用意されています。オンラインヘルプの資料を安全回路のコンフィグレーション時に利用することができます。コンフィグレーションが完了すると、ツールにより、回路のエラー原因がチェックされます。

PNOZmulti Configuratorのソフトウェアバージョン10.9以降、コンフィグレーションしたユーザプログラムを「シミュレーション」機能を使用して、試運転前にもテスト可能になりました。

完全にコンフィグレーションされた安全回路を認証済みに設定することで、不要な変更から保護できます。未認証であれば、安全回路のコンフィグレーションは、いつでも編集、修正、拡張できます。PNOZmulti Configuratorで呼び出すだけで簡単に実行できます。コンフィグレーションは、印刷して資料として使用できます。

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ソフトウェアPNOZmulti Configurator – バージョン11.3の新機能

PSENscan用レーザスキャナファンクションブロック、AGVシステム用モーション監視

ソフトウェアバージョン11.3.0以降は、新しいブロックにより、最もセキュアかつ柔軟に以下の監視を行えます:

ゾーン選択ファンクションブロックを安全レーザスキャナPSENscanと併用することで、静止および移動危険ゾーンの安全防護を行う生産的なソリューションを実現し、それを使用して2次元ゾーンを監視できます。これにより、たとえば、開いているロボットセルを安全に監視したり、さらには物流や生産環境で効率的なプロセスを保証したりすることも可能になります。

無人搬送車システム(AGVシステム)を監視するため、安全同期監視モーション監視ソフトウェアブロックに加えて、3つの安全位置監視用ソフトウェアブロック(安全位置比較、安全位置範囲、安全位置監視)が用意されています。これらは、安全モーション監視モジュールPNOZmulti 2と併用します。

安全同期監視では、2つの軸を比較します―高速、低速、または同じ速度に基づいて比較できます。許容値の範囲はソフトウェアツールで定義可能になっており、より柔軟なアプリケーションを実現します。その点で、PNOZ m EF 2MMは最適なモジュールです。2つの軸の同期における異常を安全に検出することで、人と機械を保護します。また、同期軸上で同期動作を監視できます。AGVシステムの2つのドライブ軸の監視と比較により、安全経路検出が可能になります。

・安全位置監視を使用する場合は、軸の位置と位置範囲を監視できます。同じ目的でモジュールPNOZ m EF 1MM/2MM/1MM 2DOを使用できます。ゼロ点を検出するための基準マーカを設定すれば、ステアリング軸と任意の軸の現在位置を安全に監視できます。

アプリケーションの利点:

  • モジュールプログラムコンフィグレーションによる最高の柔軟性
  • レーザスキャナPSENscanによる静止および移動危険ゾーンの安全防護のための安全ソリューション
  • 無人搬送車システム(AGVシステム)を安全に監視するため、モーション監視安全機能のパラメータをソフトウェアで簡単に設定
  • ソフトウェアツールはライセンス費用なしで使用可能

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ソフトウェアPNOZmulti Configurator – バージョン11.2の新機能

バージョン11.2.0の新機能:

  • Key-in-Pocketソリューション:

メンテナンス安全防護対策と不正な再起動防止のために、小型コントロールシステムPNOZmulti 2とRFID技術搭載のリーダユニットPITreaderを併用できます。ソフトウェアツールの3つの新しい入力ファンクションで、設備や機械の安全なアクセスや再起動の管理を実行できます。ログインしたすべてのキー情報がユーザプログラムのリストに保存されます。すべてのキーがサインアウトするまで、機械は再起動されません。設備への入退室時にPITreaderにキーが残ることがないため、不正操作を除外します死角ファンクションにより、検査では視界に入らない設備のエリアを再起動の前に検査することが求められます。このようにして、設備や機械のサービス操作を柔軟に保護できます。どの扉からでもサインイン・サインアウトできるため、特に大規模の設備で時間を節約できます。

  • セキュリティキー付きスタンドアロンベースユニットPNOZ m C0:

予定されている新機械規則(機械指令の後継)では、デバイスデータへのアクセスを防止するセキュリティ機構が求められます。PNOZ m C0はセキュリティ機能に対応済みです。そのため、PNOZmulti 2なら将来も使用できます。

  • アナログ値を安全に監視:

モジュールプログラムのコンフィグレーション時に、安全アナログ入力モジュールPNOZ m EF 4AIの新しい入力ファンクションが2つ加わりました。差別化ファンクションで、一定期間のアナログ値の変化を検出します。「ランプ」ファンクションは、値が定義した上限・下限の範囲内で変動しているかどうか監視する場合に使用します。これらの限度値に許容値を加えた値を越えたか、下回った場合、PNOZmulti 2は適切な対処策を開始します。監視対象が、充填レベル、温度、圧力、速度、その他の値であっても、工程が安全に保たれます。

  • 最大84点のベースユニットの一般出力PNOZ m B1:

最大6台の出力モジュールPNOZ m ES 14 DOをベースユニットPNOZ m B1に接続できます。 したがって、表示灯、信号ランプ、照光式押しボタン、その他多数の一般タスクを経済的に有効化できます。

ソフトウェアツールPNOZmulti Configurator - 新バージョン11はライセンス費用なしでご使用いただけます!

小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2に対応するソフトウェアツールPNOZmulti Configuratorのバージョン11.0が利用可能になりました。無料でダウンロード、インストール後、開いて、直感的に作業できます!ソフトウェアツールは最先端技術採用の安全性を提供し、長年安全のソフトウェアのベンチマークになっています。

オートメーションの基本機能を無償でご利用いただけます!

バージョン11以降、ライセンスに重要な変更があります。ソフトウェアツールPNOZmulti Configuratorの「基本」機能がライセンス費用なしで使えるようになりました。ソフトウェアは無償でダウンロードでき、オートメーションプロジェクトで使用できます。ソフトウェアの「アドバンス」機能に関しては、ライセンス料が引き続きかかります。

バージョン11の主要な新機能

  • 「基本」バージョンはライセンス費用なし
  • 新しい高パフォーマンスソフトウェア・アーキテクチャ
  • Windows 64 bitシステムをサポート
  • 製品レンジの整備: PNOZ m B0、PNOZ m B1、PNOZ m B1 Burner、ならびに新ベースユニットPNOZ m B0.1などのすべての第2世代ベースユニット
  • すべてのPNOZmulti 2増設モジュール

バージョン11を使用して新しいPNOZmulti 2プロジェクトを作成したり、既存のPNOZmulti 2プロジェクトを開いて編集したりできます。パワーフロー、診断、エラースタックなどは、通常通り、試運転やメンテナンスに使用可能です。

バージョン10.14、「長期間サポート」バージョン(2021年7月発売)

  • PNOZmulti 2、PNOZmulti Classic、およびPNOZmulti Mini製品レンジのハードウェアを含む
  • このバージョンは、PNOZmulti ClassicまたはPNOZmulti MiniのプロジェクトをPNOZmulti 2に移行するために使用可能
  • PNOZmulti Classic/Miniプロジェクトを開く、編集、作成
  • 新しいPNOZmulti 2ハードウェアは、バージョン11.0以降でのみサポート

詳細情報:

小型安全コントローラ、PNOZmulti Configuratorバージョン11のチラシ

さまざまな利点

  • 組み込み済み認証ブロック付属ソフトウェア
  • コンフィグレーションの遡及的変更と調整が簡単
  • 簡単で総合的な診断機能が機械のダウンタイム短縮と設備の高い可用性を実現
  • さまざまなオートメーション環境と通信システムに適用される世界各地の安全規格に適合
  • 迅速な試運転と最小限の配線作業 - ぜひお試しください!

さまざまな特長

安全回路の配線の代わりにコンフィグレーション

  • 操作が直観的: 安全回路の作成が驚くほど簡単
  • 自由にコンフィグレーション: ソフトウェアツールで数回クリックするだけですべての入出力パラメータを設定
  • 論理演算子を使用してこれらのパラメータをリンクさせ、ドラッグ&ドロップで安全回路を作成
  • ワークスペースのすべての入力、ロジック、出力ファンクションを選択

自動エラーチェック、変更に対する保護

  • 安全: ソフトウェアツールが、作成した安全回路にエラー原因がないかどうかをチェック
  • 保護: 完了したコンフィグレーションを認証することで、不要な変更を防止
  • 柔軟: 未認証の回路図をいつでも編集、修正、拡張可能
  • シンプル: 文書化するには、回路図のコンフィグレーションを印刷するだけでOK

製品レンジ:ソフトウェアツールPNOZmulti Configurator

PNOZmultiコンフィグレータのライセンス

ライセンスキーを購入し、PNOZmultiコンフィグレータのあらゆる利点を堪能ください。お客様の要件に基づいて、ベーシックライセンスからプロジェクトのアップグレードライセンスまで様々な選択肢が用意されています。
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