アプリケーションに最適なベースユニットを選択していますか?要件に応じて、各種増設モジュールをPNOZmulti 2のベースユニットにドッキングできます。(例: I/Oモジュール、モーション監視モジュール、リンクモジュール)。大規模な機械設備は、リンクモジュールを使用して分散型モジュールPDP67に接続することで実装できます。モーション監視モジュールにより、ドライブの安全を確実に監視できます。そのためシステムをアプリケーションに簡単に適応させられます。
PNOZmultiコンフィグレータで簡単にハードウェアコンフィグレーションを組み立てることができます。このソフトウェアツールはモジュールの位置決めをサポートします。モジュールのタイプにより、ベースユニットの左側または右側に増設モジュールを接続します。
小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2用増設モジュール
制御システム - 柔軟な増設

PNOZmulti 2によってアナログ入力信号を安全に監視
小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2の製品レンジは、安全アナログ入力モジュールPNOZ m EF 4AI (PL e/SIL CL 3まで対応) によって拡張されました。このモジュールは、4つの独立した安全アナログ電流入力を備えています。これらの入力は、標準化された電流信号のトランスデューサやエンコーダの接続に適しています。圧力、温度、充填レベル、距離などの測定値を安全に記録することができます。
ソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータでは、パラメータを設定するためのユーザフレンドリなファンクションが利用できます。制限値と範囲監視は、マウスを数回クリックするだけで個別にコンフィグレーションすることができます。また、数量でのアナログ測定値は、コンフィグレーション時に任意の単位で増減できます。平均化や差分計算などの算術ファンクションを使用して、特定アプリケーションの使用を容易にします。
迅速な試運転、簡単な配線、ユーザフレンドリな診断機能などを活用することもできます。視覚化ソフトウェアPASvisuとの組み合わせで、アナログ値を表示して評価することができます。
アナログ入力モジュールと併用すれば、PNOZmulti 2は、多彩な用途が可能になり、特にプロセスエンジニアリングセクタに最適です。PNOZmultiコンフィグレータのバージョン10.8のアナログ入力モジュールを利用できます。
利点:
- 高速かつシンプルなプロジェクト設計: 入力、整合性、スケーリング、算術ファンクションのためのソフトウェアブロック
- 4点の独立した安全アナログ電流入力を備え、各入力は個別にコンフィグレーションすることが可能
- 電流域: 4~20 mA、測定範囲: 0~25 mA、分解能: 15ビット+符号ビット
- フレキシブルに使用: 制限値は自由に設定可能
- 高速な応答時間: モジュール内での分散型処理を行うモジュールプログラム技術mIQ
- ユーザフレンドリな診断機能: 各モジュールのフィールドバスに最大6つのアナログ値を転送可能
- ベースユニット: PNOZ m B1には12台、PNOZ m B0には6台の増設モジュールを接続可能
さまざまな利点
- ソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータにより入出力を自由にコンフィグレーションできるため市場投入までの時間を短縮
- 適切なモジュールの使用による簡単で経済的な増設
- ベースユニットのリンクによって大規模なアプリケーションの構築可能
- 安全センサ技術により現場での分散型増設が実現

あらゆるアプリケーションに最適なソリューション
- PNOZ m EF 16 DI: 安全入力16点付き安全入力モジュール
- PNOZ m EF 8DI4DO: 安全入力8点および安全半導体出力4点付き安全入力モジュール/半導体出力モジュール。アプリケーションにより、最大PL eおよびSIL CL 3に適合
- PNOZ m EF 4DI4DOR: 安全入力4点およびリレー出力/安全出力4点付き安全入力モジュール/リレー出力モジュール。アプリケーションにより、最大PL eおよびSIL CL 3に適合
- PNOZ m EF 1MM: 1軸の安全監視用
- PNOZ m EF 2MM: 2軸の安全監視用
- PNOZ m EF 8DI2DOT: 双極半導体出力モジュールは、双極切り替えを必要とするプレス安全バルブやその他のアクチュエータの駆動に使用されます
- PNOZ m EF 4AI: 4つの安全アナログ電流入力を備えた安全アナログ入力モジュールで、最大PL e/SIL CL 3に適合するプロセス値の安全かつ正確な監視を実現します
- PNOZ m ES 14DO: ベースユニットPNOZ m B1でのみ使用、非安全関連一般アプリケーション向けの出力モジュール
- PNOZ m EF PDP Link: 分散型モジュールPDP 67の接続用安全リンクモジュール
- PNOZ m EF Multi Link: 複数のPNOZmultiベースユニットをリンクする安全リンクモジュール
増設モジュール - 各種要件に対応
双極スイッチ – 安全なプレスアプリケーション用
機械プレスを安全に監視双極半導体出力モジュールPNOZ m EF 8DI2DOTは、PL e/SIL CL 3までのアプリケーションに、安心してご利用いただけます。
2つの安全出力は、プレス安全バルブや、双極の切り替えを必要とする他のアクチュエータを作動させます。8つの入力は、個別のフィルタ時間を設定して、さまざまな入力信号によるエラーなしの動作を実現できます。2つのテストパルス出力は、短絡検出に使用されます。
ソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータの認証取得プレスブロックにより、PNOZ m EF 8DI2DOTを簡単且つ経済的に使用できます。オペレーティングモード、ロータリカム、ライトカーテンまたはパルス検出にプレスブロックを選択する場合、具体的なメリットとして、オプションで、別個のモジュールプログラム (mIQ) をコンフィグレーションすることができます。これは、非常に短いサイクル時間 (約3ミリ秒) で、モジュール上でローカルに実行されます。出力の作動は非常に高速であり、8ミリ秒未満という非常に短い応答時間によるメリットを得られます。また、半導体出力モジュールPNOZ m EF 8DI2DOTは、22.5mmという薄型設計による改造にも最適です。
ドライブの安全監視
小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2の安全モーション監視モジュールが、確実にドライブの安全性を監視します。その結果、設備と機械の生産性も向上します。次の機能を利用できます:
- EN 61800-5-2に適合した安全機能 (速度調整可能な電気ドライブシステム)
PNOZmulti 2は (ドライブ固有の接続ケーブルを使用して) 産業用インタフェースMINI-IO経由ですべての一般的なインクリメンタルエンコーダに接続できます。
安全モーション監視モジュールは、認証取得のソフトウェアブロックを備えたソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータを使用して簡単にパラメータ化できます。そのための独立したモジュールプログラム (mIQ) が作成され、モジュール上で実行されます。これはユーザに計り知れない利益をもたらします。たとえば、速度や回転速度などを監視する複数のゾーンをきめ細かくコンフィグレーションできます。これらはローカルの増設モジュール上で実行されます。その結果、ベースユニットの負荷を減らすことができます。

PNOZmulti 2 – 分散型増設
コントロールシステムPNOZmulti 2は、リンクモジュールを使用して増設することで、分散化と、複数のベースユニット間の安全な通信を実現できます。複雑な設備や機械に安全機能を簡単に実装できます。
- 現場での分散化: PDPリンクモジュールPNOZ m EF PDP Linkは、分散型モジュールPDP67 (保護等級IP67) からベースユニットへのインタフェースとして機能します。接続したセンサからの信号を現場からベースユニットへ直接転送して処理することができます。最大16台のPDP67モジュールを1台のベースユニットに搭載でき、接続できるセンサ数は64台に増えます。これこそ経済的なソリューションのあるべき姿です。
- 複雑なタスクにも対応: マルチリンクモジュールPNOZ m EF Multi Linkにより、複数のベースユニット間で手軽かつ安全にデータ交換ができます。PNOZmulti 2のモジュラ設計により、1台のベースユニットに最大4台のリンクモジュールを搭載してさまざまなトポロジを実装できます。このため、複数のPNOZmultiユニットを接続して複雑な機械設備に安全機能を実装できます。

当社の製品レンジ: PNOZmulti 2増設モジュール
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