オストフィルダン, 2022/04/27

TÜV Südは、ピルツの製品開発がIEC 62443-4-1に準拠していることを認証 - ピルツの開発は安全かつセキュリティに対応

TÜV Südは、オートメーション企業ピルツの開発プロセスが、国際セキュリティ規格IEC 62443-4-1に準拠していることを認証しました。ピルツの開発は明らかにセキュリティ対策万全: 製品の設計段階から、セキュリティ要素を体系的に考慮します。リスクが特定され、理想的には、製品内で修正されます。既存の機能安全管理の認証にこれを追加することで、今後、ピルツのお客様に二重のセキュリティを保証できます。

国際規格シリーズIEC 62443は、オートメーションにおける産業サイバーセキュリティの規格の枠組みを策定しています。このセキュリティ対策を施した製品開発のため、関連規格IEC 62443-4-1は「セキュリティ開発プロセス」(SDLプロセス)の要件を説明しています。この規格の目的は、ライフサイクル全体を通して、システムおよび個々の部品の脆弱性が検出され、除外されることを保証ることです。たとえば、開発者は適切な資格を保持し、トレーニングを受けていること、セキュリティの要件が実装まで明白であること、すべての必要なセキュリティ試験が実施されることが求められます。 

TÜV Südがピルツの開発プロセスの試験を実施しました。結果: ピルツは規格の要件を満たし、事前に潜在的なリスクを考慮しているため、自社製品のセキュリティを開発段階から保証しています。 

ピルツの安全は産業サイバーセキュリティも考慮
ピルツは機能安全管理(FSM)の試験および認証を約20年前からTÜV Südに委託しています。「安全部品メーカである当社のプロセスは、すでに設計および文書化が健全に行われていました。そのため、セキュリティの要件を追加することは比較的簡単でした。」とピルツの経営パートナーThomas Pilzは説明します。「認証は、産業サイバーセキュリティの重要性を明確に示します。戦略上、機能安全の認証と同じくらい重要なのです。セキュリティが安全を守り、安全が人を守ります。このつながりに終止符を打ち、当社の開発はIEC 62443-4-1に準拠していることが認証されたため、当社のお客様に、国際的なデータネットワーク時代に産業が必要とする産業サイバーセキュリティを提供していると言えます。

安全オートメーションソリューションのメーカであるピルツは、製品の開発段階からすでに、安全と産業サイバーセキュリティを同等に考慮します。(写真: © Pilz GmbH & Co. KG)
安全オートメーションソリューションのメーカであるピルツは、製品の開発段階からすでに、安全と産業サイバーセキュリティを同等に考慮します。(写真: © Pilz GmbH & Co. KG)

安全オートメーションソリューションのメーカであるピルツは、製品の開発段階からすでに、安全と産業サイバーセキュリティを同等に考慮します。(写真: © Pilz GmbH & Co. KG)

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