オストフィルダン, 2021/03/16

小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2: ソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータによる増設 - 効率的なオートメーションのための新しいブロック

安全なユーザプログラムを簡単にコンフィグレーションできる新ファンクションブロックは、小型安全コントロールシステムPNOzmulti 2のソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータバージョン10.13以降でご利用いただけます。パッケージにはライトカーテンアプリケーション用の新L型ミューティングブロック、安全扉ソリューションおよびアナログファンクション監視用新ロジックファンクションブロック、さらに包括的なコード化・デコード用ブロックが含まれます。

新しいファンクションや増設モジュールにより、安全機能の監視に必要なさまざまな要件をさらに効率的に実装できることが保証されます。

物流アプリケーション用の画期的なファンクションブロック
新機能として、材料を一方向にのみ搬送するライトカーテンのアプリケーションも実装可能: バージョン10.13以降、これらのL型ミューティング・アプリケーションを簡単かつ安全にPNOZmultiコンフィグレータ経由で作成できます。最新バージョンで、この機能はミューティング・ファンクションブロックとして利用でき、ライトカーテンの無効化/有効化やミューティングランプの制御など、L型ミューティングのすべての機能を提供します。そのため、コンベヤやパレタイザの監視、梱包の荷姿検知の制御など、物流におけるライトカーテンアプリケーションを用途に最適な方法で、PNOZmulti 2を使用して実装できるため、生産性とコストパフォーマンス向上を実現できます。

ガードロック用ロジックブロック
PNOZmulti 2はピルツの安全扉システムPSENmlockを併用することで、さらに便利な安全扉ソリューションも提供します: 安全扉システムPSENmlockでガードロック用信号シーケンスのコンフィグレーション用ロジックブロックを使用できるため、このようなソリューションの実装がさらに簡単になります。ユーザは双安定(2チャンネル動作)安全扉システムを制御する際、複雑で手間のかかるパラメータ設定が不要なため、コストや工数を削減できます。

アナログ値のさらに効率的な監視
アナログ機能監視の「演算」機能に、アナログ値の乗算および除算が追加されました。したがって、複数のアナログセンサで構成されるアプリケーションの複雑な計算も、わかりやすい操作で、簡単に処理できます。
新しいブロックファンクションを利用して、プロセス、ジョイントの監視から妥当性およびオフセットまで、コンテナの充填時間などで、温度、圧力、その他のアナログ値の監視が包括的かつ均一に管理可能になります。今までより柔軟に計算できるため、ユーザは時間を節約できます。

コード化およびデコード用新ファンクションロジックブロック
また、入力信号や出力信号のコード化やデコードに使用するデジタルエンコーダおよびデジタルデコーダ・ロジックファンクションブロックの2つの新製品も追加されました。そのため、入力信号を出力信号にコード化或いはデコードできるため、バイナリコード値に変換したり、逆にバイナリコード値から変換することもできます。コード化された安全入力または出力信号に接続された装置は、非常に高速かつ簡単に監視または制御できるため、工数や時間を削減できます。

製品の詳細情報はこちらwww.pilz.com/pnozmulti-tools

ソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータのバージョン10.13以降では、小型安全コントローラで利用可能なファンクションや増設モジュールが追加されました。(写真: Pilz GmbH & Co. KG)
ソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータのバージョン10.13以降では、小型安全コントローラで利用可能なファンクションや増設モジュールが追加されました。(写真: Pilz GmbH & Co. KG)

ソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータのバージョン10.13以降では、小型安全コントローラで利用可能なファンクションや増設モジュールが追加されました。(写真: Pilz GmbH & Co. KG)

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