ピルツの小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2の新しい双極半導体出力モジュールPNOZ m EF 8DI2DOTは、機械式プレスの安全な監視を保証します。つまり、プレスの安全バルブや双極切り替えの必要なその他のアクチュエータを簡単かつ柔軟に制御できます。安全性が向上するだけでなく、機械式プレス操作の管理をより生産的に行えるようになります。
オストフィルダン, 2018/05/29
プレスの効率と安全性が向上!- ピルツの小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2シリーズに双極半導体出力モジュールPNOZ m EF 8DI2DOTが追加
新しい双極モジュールは、プレスの効率を重視するユーザをサポートします。
すべての安全機能用モジュール
多数の機能に1つのソリューションで対応: 新しい双極半導体出力モジュールには、2つの半導体技術の出力が装備されており、プレスの安全バルブや双極切り替えを必要とするその他のアクチュエータの駆動を実現します。新しいモジュールの8点の入力は、個別のフィルタ時間を設定して、さまざまな入力信号で適切に動作させることができます。アプリケーションにより、EN ISO 13849-1のPL e、またはIEC 62061のSIL CL 3を達成します。PNOZmulti-2ベースユニットのいずれかのユニットに接続すると、新しい半導体出力モジュールPNOZ m EF 8DI2DOTはプレス全体の安全機能を安全に監視することができます。
種類豊富な「プレス」ブロック
ソフトウェアツールPNOZmultiコンフィグレータの認証プレスブロックは使いやすく経済的です。セットアップモード、自動およびシングルストロークなどのオペレーティングモードのコンフィグレーション、機械式ロータリーカム や光線式安全装置の監視が、ラン監視のように容易に行えます。シャーピン破損検出のための機械のトランスミッションの監視の他、プレスの安全バルブの制御および両手操作装置によるサイクルの開始を監視します。設計時のエンジニアリング時間とプロジェクトのコンフィグレーション時間を短縮し、時間とコストを節約します。
さらに複雑なアプリケーションでもすべてが同期
増設モジュールごとに、モジュール専用の細かい設定と256のコネクションラインで、別のモジュールプログラムmIQがソフトウェアツールでコンフィグレーションされます。ユーザプログラムは、メインプログラムと1つ以上のモジュールプログラムで構成されています。プレスファンクションは直接モジュールプログラムでコンフィグレーションされ、プログラムの処理はモジュール内で分散して行われます。これにより、約3 msのサイクル時間が明らかに短縮されます。
出力の駆動が非常に速いため、8 ms未満の応答時間を実現できます。その結果、プレスを迅速に停止することができ、オペレータの安全が向上します。

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