オストフィルダン, 2021/05/04

2020年会計年度: オートメーションに特化するピルツの売上高下落 - 将来は楽観 - 「危機を共に克服」

ピルツグループは、2020年会計年度の業績について、世界的危機や激変が要因であると説明することを余儀なくされました。2020年度の売上高は、2億8620万ユーロ(前年比、11.3%下落)でした。輸出およびR&Dの比率は増加しました。ピルツは今後の状況を自信を持って、楽観しています。

「昨年の当社の事業活動は、コロナによる危機によって大きな影響を受けました。2020年は、当社や従業員に多くが求められた年でした。しかし、互いに協力し、この危機に立ち向かい、耐えることができました。兄と私は、そのことにとても感謝しています」、ピルツのマネージングパートナーであるスザンネ・クンスチャートは振り返ります。

売上高は減少するも、従業員数の減少はわずか
2020年会計年度、ピルツグループは2億2620万ユーロの売上(前年比11.3%減)を達成しました。2020年12月31日現在の従業員数は、グローバルで2,440名、4.2%の減少です。ドイツの従業員数は3.4%減少し、1,128名から1,091名になりました(2020年12月31日現在)。この数字は、すべて定年退職や自発的な退職によるものです。グローバルな経済危機の到来による、余剰人員の解雇は回避しました。
困難な状況にもかかわらず、インターンシップは計画通り継続し、インターンシップを終えた全員が雇用されました。16名のインターン生が、2020年度ピルツに入社しました。
グローバルなマーケティングおよび営業活動強化が功を奏し、ピルツは輸出比率の増大を達成しました。輸出比率は現在、75.2%(前年比0.9%増)です。

断固とした革新性
ピルツは伝統的に革新的な企業です。これは、経済的に困難な時期でも変わりません。2020年度もピルツはR&Dに21%の投資を継続しました。
当社の革新技術の強みは、2021年初頭の安全リレーmyPNOZの市場投入でも証明されました。ユニバーサルなデジタルコンセプトに基づき、ピルツはこの製品で、Industrie 4.0の精神に則り、お客様の個別の要件に従って、バッチサイズ1で作成する安全ソリューションを提供できます。myPNOZは、お客様が産業用コンポーネントを選択、コンフィグレーション、注文、設置する際、全く新しいデジタル操作を体験していただけます。この新製品は、発売後すぐに公式に高い評価を得ました。オンラインで開催されたハノーバーメッセ2021において、myPNOZは、産業界のオスカーに匹敵する、権威あるHermes賞にノミネートされた3製品に名を連ねました。

「自信を持って、2021年を楽観」
ここ数か月、注文状況が安定したとは言え、コロナパンデミックのため、2021年の正確な経済予測は、現時点でも困難です。「それでも、私は自信を持って、2021年を楽観しています!今年の挑戦の数々を克服することを信じて疑いません!」スザンネ・クンスチャートは語気を強めます。

 

オートメーション企業ピルツは、将来を楽観し、インターンシップの受け入れや、社員の継続教育への投資を続けています。(写真: © Pilz GmbH & Co. KG)
オートメーション企業ピルツは、将来を楽観し、インターンシップの受け入れや、社員の継続教育への投資を続けています。(写真: Pilz GmbH & Co. KG)

オートメーション企業ピルツは、将来を楽観し、インターンシップの受け入れや、社員の継続教育への投資を続けています。(写真: Pilz GmbH & Co. KG)

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