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オストフィルダン, 2015/10/01

ピルツは、新しい生産拠点でさらなる成長の基盤を築いています。つまり、モデル状態の模範となる製造です。

Pilz GmbH & Co. KGの生産部シニアバイスプレジデント、Dirk Sonder 新しいピーターピルツ生産・ロジスティクスセンタの建設で、ピルツはオストフィルダンの本社でその生産施設の面積を拡大するだけではなく、フレキシブルで生産重視のホール設計、エネルギー効率、プロセスと労働環境の統合的な設計、さらに明確なIndustrie 4.0の重視により、会社の将来の成長の基盤を確立しています。

新しいピーターピルツ生産・ロジスティクスセンタの建設で、ピルツはオストフィルダンの本社でその生産施設の面積を拡大するだけではなく、フレキシブルで生産重視のホール設計、エネルギー効率、プロセスと労働環境の統合的な設計、さらに明確なIndustie 4.0の重視により、会社の将来の成長の基盤を確立しています。

新しいピーターピルツ生産・ロジスティクスセンタは、ピルツの世界中の生産拠点ネットワークの一部を成しています。ピルツは本社の他に、生産オペレーションをフランスのベッチドルフで行っており、さらに2015年夏に中国の金壇市で生産を開始しています。すべての製造拠点では、同一の生産規格とプロセスおよび機械が使用されています。これにより、一貫して高品質な製品を確保でき、お客様との協力、そして社内での国際的な協力が円滑になります。

オストフィルダンの新しいピーターピルツ生産・ロジスティクスセンタは、特に新しい複雑な製品の製造に割り当てられます。これらには、Industrie 4.0規格のPSS 4000オートメーションシステム用のPLC制御システム、3次元安全カメラシステムSafetyEYEなどのセンサ、およびピルツモーションコントロール安全ドライブ技術用の装置などが含まれます。通信回線を短くし、生産ライン上および生産ライン外の空間的近接を確保して生産プロセスを迅速化するために、製品の受け取りおよび発送を含む生産オペレーション、さらに生産技術、IT、品質管理、購買など、生産に関連するすべての部署がここに拠点を置きます。この新しいビルは、トレーニングワークショップと従業員代表委員会の開催場所にもなります。

統合、高いエネルギー効率、生産重視
生産・ロジスティクスセンタは、2014年4月28日の建設着工から完成まで16か月を要しました。このプロジェクトのコストは約2,000万ユーロです。6,900 m2の生産施設と約4,000 m2のオフィススペースがあるビルは、390名の従業員に広いスペースを提供しています。毎日、平均約2,200個のリレー、制御システム、センサ、ドライブ技術製品がここで製造されます。
新しいセンタは、エネルギー効率の最新基準、ロジスティクス手順および騒音保護に対応した、ピルツの成長に向けた計画を考慮して建設されました。エネルギー効率、効率的な原則に基づく製造プロセス、および職場のエルゴノミクスの間のバランスが取れています。

ピルツは、社内の他の部署に近い位置に配置して、この地域の信頼できるパートナーであり続けることを意図して、オストフィルダンの拠点を拡張することを決定しました。計画プロセスでは、オストフィルダン市当局、住民および「シュヴァルツェ・ブライテ」工業パーク内の他の企業との緊密な協議と詳細な情報交換を行いました。地元の住民への騒音の発生を最小化するために、施設は住宅地からできる限り遠くに配置されています。その結果、運搬車両がアクセスする道路は、ビルの裏側に設置されています。

計画プロセスの開始時点から、従業員も生産ホールとオフィスの設計に関与しています。生産施設の労働環境は、効率的でエルゴノミクスに配慮した生産プロセスを確立するために、生産技術部署と生産担当従業員との学際的なワークショップで最適化されました。オフィスも、空調された部屋、吸音材を使用した独創的な音響コンセプト、透明な間仕切り、床下暖房により、快適な職場の雰囲気を作り出しています。

エネルギー効率は新しいビルの中核をなしています。新しいエネルギーコンセプトが最も厳しい環境基準に基づいて考案されました。新しいピーターピルツ生産・ロジスティクスセンタでは、地表近くの 地熱エネルギー、つまり地球の熱がビルの暖房に使用されています。従来のガス火力の暖房システムと比較して、二酸化炭素排出量を年間少なくとも150トン削減します。地熱エネルギーの使用と非常に効果的なビルの断熱により、エネルギー消費は低く抑えられ、独創的な熱回収システムによりさらに削減されます。

環境基準への準拠以外にも、ピルツは生産技術に関して野心的な目標を追及しています。生産オペレーション全体を単一のレベルに配置することで、物品の流れを最適化します。
複数の計画案を検討して、ほぼ支柱がないホールを実現しました。構造エンジニアリング上の課題は、屋根構造に30メートル以上の径間のあるコンクリートの梁を開発することでした。この解決策を実現することで、生産ホールの支柱数を48本から8本に削減して、スペースの柔軟性を最大限に高めることができました。その結果の「適応性のある工場」は、変化する要件に対応して迅速な調整が可能です。ビルの西側と南側を通る回廊から、すべての訪問者は生産施設全体を一望できるため、生産オペレーションの中断を回避できます。

さらに、生産技術部署と生産施設が距離的に近いこと、および製品の受け取りおよび発送部署とスペースとインフラの使用を共有することで、生産ユニット間の協力を最適化できます。

従業員とお客様のニーズの重視
従業員と社外の専門家が参加するワークショップで最初から開発された生産レイアウトは、効率的な原則に従っており、増加する市場の要件に対応できるようになっています。個別の生産ユニットをU字形に配置することは、物品と情報の流れを迅速化するだけではなく、プロセス時間が短縮されるため、お客様への供給チェーン全体が短縮されます。生産施設のスペースを「売れ筋製品」と「独特な製品」に分離することで、生産プロセスをさらに迅速化します。

ピルツは製品の開発・生産を自社で行うことを非常に重要視しているため、当然ながらプロトタイプのテストも自社で行っています。ピルツにはPTプラントとして知られる「工場内の工場」があり、生産準備が整った状態になるまで複数のテストを実施します。すべての機械とプロセスを小規模で再現することで、大量生産プロセスへの中断を回避します。すべての生産拠点の新しい生産プロセスはここでテストされ、既存のプロセスは最適化されます。

個別のお客様の要件に柔軟に対応するため、建物内にはシステム組み立て用に追加のスペースが確保されています。そこでは、PSS 4000などのトータルシステムが組み立てられるだけではなく、プログラミングも行われ、お客様がすぐに使用できる状態での引き渡しが可能です。これは、オートメーションのフルサービスプロバイダとなるピルツの野心を明確に示すものです。その結果、従業員への要求も変化および更新されています。将来的には、従業員のタスクには組み立て以外に、トータルシステムの仕上げとプログラミングが含まれます。

生産におけるIndustrie 4.0
生産でのITの使用による機械とインフラの統合が拡大するにつれ、ピルツは自社の生産オペレーションでの技術的リーダーとしてのプロファイルも強調しています。Industrie 4.0を促進するために、インテリジェントな生産に必要なインフラを築き、Industrie 4.0の要素を迅速に実装しています。自社で開発されたインテリジェントなワークピースコンベヤが既に使用されています。これにより、回路基板の装着プロセスとはんだ付けプロセスが迅速化および簡素化します。ワークピース接続装置は内蔵RFIDチップにより、はんだ波形から組み立てユニットまでの経路を自動的に検出します。

ピルツにおける生産は、上流および下流のプロセスと手順を統合しています。例えば、ピルツのウェブサイトのウェブショップからの注文は、直接SAPに自動的に登録され、そこから生産計画部署に直接転送されます。従って、メディアの変更またはインタフェースの問題に起因する遅延やエラーを排除できます。

今後数か月、ピルツはインテリジェントな生産を引き続き展開していきます。機械データは、生産制御のために意図的に収集および処理されます。このデータを評価することで、機械の条件と摩耗レベルの変化に関する重要な情報を得ることができます。これにより、メンテナンスを予防的に実施できます。予防保全により、不具合やダウンタイムを回避できます。さらに、2016年に、作業資料の最新版をピルツのクラウドに保存できるようになります。すべてのデータと資料が常に最新の状態でリアルタイムで利用でき、生産工場のどこからもモバイル装置でアクセス可能となります。

ピルツは、完全統合生産が直面するITセキュリティの課題を認識しています。このため、ピルツはすべてのデータトラフィックを監視できるよう、包括的なセキュリティインフラに投資を行っています。その対策には、最新基準に対応した独立したコンピュータセンタが含まれます。プロトコルとその他のすべてのデータを常時分析することで、早期に異常を検出できます。さらに、異なるファイアウォールシステムを個別の生産エリアにインストールすることで、必要なセキュリティレベルをゾーンごとに個別に決定できます。停止および安全リスクが回避され、ノウハウが保護されます。

「ピルツシンクタンク4.0
特にIT部署と生産技術部署の協力は、Industrie 4.0に極めて重要で、ピルツの最優先事項の1つです。特別に結成された「ピルツシンクタンク4.0」は、生産とITのメンバーを1つにまとめて、Industrie 4.0の共同プロジェクトを計画および実施するために必要なリソースを提供します。そのためピルツは、Research AllianceとSmartFactory KL研究プラットフォームへの関与に加えて、この新しいピーターピルツ生産・ロジスティクスセンタでのIndustrie 4.0の役割を強調しています。Industrie 4.0は単にピルツの将来のためのプロジェクトではなく、既に生産プロセスにおいて現実のものです。


新しい施設の情報
名称:ピーターピルツ生産・ロジスティクスセンタ
拠点:オストフィルダン
規模:13,500 m2 (6,900 m2の生産施設、4,000 m2のオフィススペース、2,600 m2の付帯および拡張設備)
建設期間:16か月
建設費用:2,000万ユーロ
配置される部署:生産、生産技術、IT、品質管理、購買、トレーニングワークショップ、および従業員代表委員会
従業員数:390 (最大収納人員)


本施設の注目点:
- 地熱エネルギーを使用した環境にやさしいエネルギーコンセプト、効率性の高いビルの断熱と独創的な熱回収システム、
- オープンプランでほとんど支柱がないホール設計によるフレキシブルな生産レイアウト
- 生産ホールとオフィスのエルゴノミクスに配慮した労働環境
- 個別の生産ユニットのU字形の配置により、物品と情報の流れを迅速化
- Industrie 4.0に向けた最適化: イテリジェントなワークピース接続装置、上流および下流のプロセスの統合、ピルツシンクタンク4.0
­ 「工場内の工場」(PTプラント) での新しい生産プロセスのテストと既存のプロセスの最適化
 

お問い合せ

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Corporate and Technical Press
Germany
Telephone: +49 711 3409-158
e-mail: m.kurth@pilz.de

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Telephone: +49 711 3409-7009
E-Mail: s.skaletz-karrer@pilz.de


Stephan Marban
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Press Relations
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